PROUD GLOOVE OSAKA 2019(04/14)
PROUD GLOOVE OSAKA 2019(04/14)@umeda TRAD
待ちに待った4月唯一のライブ。
今回のライブは真昼間から夜にかけてのイベントです。出演バンドは全10組!ザ50回転ズのダニーの言葉を借りるなら「脂っこい」。
このイベントは十三FANDANGOが主催している東北復興支援のイベントです。東北の復興・支援をしている団体「東北ライブハウス大作戦」、「幡ヶ谷再生大学」のブースもあり、会場には募金箱が設置してありました。
再入場可能なので、入場のときに手の甲にスタンプをぺたり。ライブハウスのスタンプってどれだけ洗っても、翌日まで残るからあんまり好きじゃない…。
13:00〜 ザ50回転ズ
「やってきましたPROUD GROOVE OSAKA!」とギターのダニー。高速で50回転ズのテーマが始まる。この曲始まりも良いけど、終盤にこの曲持ってくるセットリストもまた良い…。続いてはベース・ドリーがボーカルのサンダーボーイ。そして久しぶりのサムクックが聞こえる。バラードは好きじゃないけど、この曲は好き。その後は定番の流れ。
やっぱりダニーはしゃべりが上手い…。何回も聞いているようなMCでも笑ってしまう。単発の自主企画も良いけど、また近いうちにツアーをしてほしい。
01.50回転ズのテーマ
02.サンダーボーイ
03.ちんぴら街道
04.夢見るタイムトラベラー
05.サムクックが聞こえる
06.Vinyl Change The World
07.YOUNGERS ON THE ROAD
08.おさらばブギウギ
16:20〜 KING BROTHERS
西宮のバンド。ギターボーカル(向かって左側)のマーヤさんは通称西宮の狂犬。ぶっ飛んだライブパフォーマンスをする方です。
マーヤさんが「ニ・シ・ノ・ミ・ヤ!」と叫びながら、観客の上を自由自在に転がって(転がされて)いく。通常運転ですね。久々にKING BROTHERS見たけど、マーヤさんの声は結構チバさんに似ているのでは?と個人的に思う。とか言うと双方のファンからそれぞれクレームが来そうですね。マーヤさんが「間違えてFANDANGOに行きました!誰もいませんでした!」と言っていて、笑いが起こる。天然か。で、だんだんマーヤさんの衣装が薄くなっていく。ジャケットを脱ぎ、ネクタイを取り、シャツが全開になり、両袖をちぎる。最後は半裸に。スギちゃんも真っ青のワイルド具合。マーヤさんが「ロックンロールに上着はいらない!」と叫ぶ。
終盤になるとドラムセットをステージから客席に降ろす。客席で演奏するお決まりのスタイル。マーヤさんははちゃめちゃですが、割と言葉遣いは丁寧。「楽しんで帰ってね!」みたいな。笑った顔が可愛い西宮の狂犬でした。
18:00〜 THE NEATBEATS
スーツ姿でリーゼント(と言ってもヤンキー的なアレではなくオールバックみたいな感じ)の4人バンド。機材もヴィンテージ物を使っているらしく、照明も裸電球みたいな色味のみでライブ中に移り変わったりしない。格好いいロックンロールバンド。
リハーサル中に「もうやってまうか!」とそのまま本番。PANさんが「今回持ち時間は30分。ニートビーツの良さは5%も伝わりません。消費税以下です。」と言う。初めて行った散髪屋さんで結構髪を切られたらしく、「こんな短かったらリーゼント出来ひんで、これ下ろしたらスポーツ刈りや!リーゼントのリの字もあれへん。もう、スや、ス!」とボヤき。でも素人から見たらどこが悪いのかよくわからなかったです。
リーゼントはダメダメかもしれないけど、演奏はやっぱり素晴らしい…。THE NEATBEATSは半年〜1年くらいのペースで対バンとかイベントで見るけど、いつ見てもMCキレッキレ。私が知りうるバンドマンの中で一番MCが上手い。MCばっかり集めたDVDがあったら買うかもしれません…。PANさん曰く、コールアンドレスポンスは「持ちつ持たれつ」。
19:40〜 STANCE PUNKS
時間の都合上、途中までしか見られませんでした。
始まりはラモーンズのロックンロール・ハイスクールのカバー!いいですね…!STANCE PUNKSはラモーンズナンバーをたまにしてくれる。そういうところ好き。その次の曲で客席でモッシュが起こる。ああ、見慣れた風景。熱気に包まれてきたところで泣く泣くライブハウスを後に…。
最後尻すぼみな感じでしたが、大満足な1日でした。
こういう毛色のバンドの客層は、落ち着いている人が多いから安心してライブが見られます。ディッキ族なんてまずいない。
十三FANDANGOの移転地も発表されましたね。大阪の堺で、十三とはまた離れた地に移転するそうです。新しいライブハウスはどんな内装になるのでしょうか。楽しみです。PROUD GROOVE OSAKA、来年も期待。
セットリスト、MCの内容が間違っていたらごめんなさい。