鼎の問

音楽関連備忘録

DOG FIGHT SPECIAL in OSAKA(10/27)

DOG FIGHT SPECIAL in OSAKA(10/27)

DOBERMAN 20TH ANIVERSARY〜@十三GABU

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今回は久しぶりの十三GABU。駅の改札から信号ひとつ渡ったら辿りつく好アクセス。めっちゃ行きやすいライブハウスで助かります。信号が青なら到着まで3分もかからないかと。

開場くらいに着くと「会場設営に時間がかかっており、入場にお時間を頂いておりまーす!」なんてスタッフのお兄さんが言っています。そ、そんなこともあるのですね。小雨が降っていますがまあ待ちますとも。商店街(と入り口に書いてある)の一部に人がぞろぞろ集まっているのに、○列に並んでくださーい!とか入場列あるあるなことを言われないのは十三クオリティだからでしょうか。

そんなこんなで入場すると思いの外お客さんが少ない。ああ、そういえばステージと客席の間に大きめの微妙な空間があるライブハウスやったな…とか思い出しました。十三GABUのライブチケットはギターピック。ライブハウスのロゴが描かれていて可愛い。

スタートを待っているとイベンター・清水音泉の男湯田口さんが登場。清水音泉がイベンターだとよく前説しに田口さんがやってきます。個人的にはロッチのコカドさんに似ているなと思います。田口さん曰く、ガガガSPHEY-SMITHDOBERMANもファン層が違うと思うので、譲りあって助け合い精神でお楽しみください、とのことです。あと、DOBERMANのライブは撮影OKだそうでDOBERMANには肖像権も人権もないので撮っても良いですが、それ以外は撮影禁止です!」と言っていました。犬だけに?「今日、実はもうひと組呼んでいます!」マジか。何それ、シークレットか。「それは…!ここにいるあなた方です!!」ああ、そういうことね…田口さん罪な男だぜ…。


はい、いつものSEが鳴りメンバーの登場。

登場早々、コザック氏が「ライブ前にコンビニに行こうとそこ歩いてたら、ヘイスミのTシャツ着た男女が「まだやってたんですね!」とか言うてきたわ。まだまだやっとるわ!」なんてことを言いながら始まったのは 線香花火 。客層がいつもと結構違うからどうなることやらと思っていましたが、いつも通りにダイバーは出てきたので通常営業です。そして次は 神戸駅 。イントロの大合唱は本当にいつ聞いてもグッときます。コザック氏が「ここをサバラ共和国にします!」。ゲストで呼ばれている側で サバラ をするのは珍しいですねー。長いイントロの間に山本さんが「このあと!早くなるんで!思ってるより早いんで!」と叫ぶ。確かにこの曲はイントロの倍くらいのテンポで曲が始まる。割と最近のアルバムの最後の曲なので知名度がないと思っているのか何なのか…?ちなみにこの曲は歌詞カードに歌詞が載っていません。レコ発ツアーのファイナルで歌詞が配られたという経緯がある曲です。本当に何の意味があるのかよくわからない、カタカナの羅列の曲です。でもテンポが良く短い曲なので私は好きです。

続いては 祭りの準備 。そういえばもうそんな季節ですね…。季節が巡るのは早い…。「こないだ、オナマシのイベントに出てきました。イノマーさんがガンで闘病してて、でもフラフラになりながらステージに立ってる姿を見ました。ほんまにすごいと思う。今年は身近な人を亡くしました。親友が亡くなり、親父が亡くなり。人間いつ死ぬかわかりません。なのでこういう曲を作りました。」とコザック氏。 スイートフォークミュージック が始まります。次回のアルバムには入ってくるでしょう。

DOBERMANとはもう長い付き合いで「ずっと誘うからね!」と言われているほどだそうです。ちなみにHEY-SMITHとはライブハウスで一緒なのは初めてだとか。「十三GABUに来れて、僕は幸せだなあ」「僕は幸せだなあ」と唐突に始まる楽屋のようなトーク。このおじさんたちは本当に仲が良いなあ。

 つなひき帝国 、 国道二号線 、 晩秋 、 あの頃の僕は君にとってどう見えるかい と続きました。ファン層が違うからか、新旧織り交ぜながらのセットリスト。フロアはかなり盛り上がっていました。良い汗をかきました。


セットリスト

01.線香花火

02.神戸駅

03.サバラ

04.祭りの準備

05.スイートフォークミュージック

06.つなひき帝国

07.国道二号線

08.晩秋

09.あの頃の僕は君にとってどう見えるかい


続いてはHEY-SMITHです。名前だけは知っていますが、ライブは初めて見ます。スカバンドということくらいしか知らないままスタート。おお、あれが猪狩さんか…とか思いながら見ていました。フロアの後ろの方まで盛り上がりがすごかったです。やっぱりホーン隊が入ると華やかな曲調になりますね。


トリは主催者のDOBERMAN。ホーン隊や鍵盤があるのでステージ上の人口密度が高い…!ガガガSPの倍くらいはありますね。20年のキャリアがあるので演奏はピカイチ。あっという間にフロアを引き込みます。DOBERMANも曲は知らなかったのですが、引き込まれたので時間が経つのが早かったです。


久しぶりの十三GABU。十三は駅前に色んなお店があるので寄り道をして帰りました。

 

セットリスト・MCの内容は私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。