鼎の問

音楽関連備忘録

デカスロン 〜強敵と書いて友と読む〜 (11/17)

デカスロン〜強敵と書いて友と読む〜(11/17)@なんばHatch


今年最初で最後のなんばHatchです。駅直結で良い立地ですね。ロッカーも沢山用意されているのも魅力的です。個人的には音響が素晴らしく良いライブハウスだと思います。八角形の建物の形が良いのでしょうか。キャパは約2000人。2階席もあります。入場してフロアに着くと、後方にキッズスペースが用意されていました。おお…大型の会場になるとこんなものも用意されるのか…。みんなに優しいサンボマスター


フロアで開演を待っていると、例の清水音泉の田口さん前説キター。でも今回は音声のみの出演です。

「関西では初となる2マン。今年の音魂にも出てもらいました!マイヘア大好きです!」「世の中色んな人がいます。男性、女性、合いの子もいます。痴漢行為は絶対ダメです。男性の方は家に帰るまで我慢してください。」「もうひと組呼んでいます!」ここで斜め前にいた若い女性が「えー!?」と、目を大きくしてびっくりしています。「その対バンは…あなた方です!」これを聞いてその女性は「ああそういう感じね。(笑)」みたいな顔をしていました。若い女性は良い顔していました。田口さんこの前説好きですね〜。

 


さて始まりました、My Hair is Bad。正直バンド名しか知らないです。メンバーが何人いるのかも知らないごめんなさい。ですが、メンバーを見るとHairがBadなメンバーがいない。皆さんのHairはGoodですよ。


お次はお待ちかねのサンボマスター

SEのMonkeyMagicが流れると、やっぱりこう、身体の中からぐわーっと何かが込み上げてきますね。

メンバーが次々出てきて、山口さんが「My Looking is Badです!」と言う。笑うしかない。まずは 可能性 。そして ミラクルをキミとおこしたいんです 。 光のロック 最近やる率高くなったような…?好きだから嬉しいです。 君を守って君を愛して 、 ラブソング 、 二人ぼっちの世界 の恋愛ソングの流れも良いですねえ…。 二人ぼっちの世界 はライブで聴くのは初めてなような気がします。ここからはぶち上げる曲たちです。 ロックンロール イズ ノットデッド 、 できっこないをやらなくちゃ 、 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ 。次が very special!!  またレアな曲しますね〜。これもライブで聴くのは初めてですね。最後は 輝きだして走ってく 、 孤独とランデブー で〆。

山口さんがライブの途中で「自分のことクソだとか思うなよ!世の中の呪いだからな!この1年でおめえがクソだったことなんか一度もねえからな!呪いを解いてやる!おめえら本気で愛してっからな!俺たちが居場所を作ってやる!」と言っていて、私たちのことを全肯定してくれました。本当に、サンボマスターのライブは愛に溢れています。「色々あるけど、頑張って生きよう、またサンボマスターのライブに来よう」とライブの後には必ず思います。

アンコールは新曲の 花束 、マイヘアを呼んで 世界を変えさせておくれよ でした。

頑張って生きて、またサンボマスターのライブに行きます。


セットリスト

01.可能性

02.ミラクルをキミとおこしたいんです

03.光のロック

04.君を守って君を愛して

05.ラブソング

06.二人ぼっちの世界

07.ロックンロールイズノットデッド

08.できっこないをやらなくちゃ

09.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

10.very special!!

11.輝きだして走ってく

12.孤独とランデブー

EN01.花束

EN02.世界を変えさせておくれよ


セットリスト・MCの内容は私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

ザ50回転ズ ワンマンツアー「MAIDO OHKINI!〜ロックに恋して15周年〜」(11/03)

ザ50回転ズワンマンツアー「MAIDO OHKINI!〜ロックに恋して15周年〜」(11/03)@梅田CLUB QUATTRO

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はい、2日連続クアトロ〜!ということで本日はザ50回転ズのワンマン。入場して荷物をロッカーに預け、いざフロアに入ると可愛い提灯たちが…!昨日とは全然違う雰囲気です。この提灯はグッズ化しても良かったのではないでしょうか。グッズ化していたら私は買っていましたね。

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いつも通りのSEが鳴り響き、メンバーが登場。

Please Don’t Say から始まるのは珍しい…というのも、事前にtwitterで「演奏してほしい曲」を募集していました。何と全部で100曲を超えているそうです。次に始まるのは マブイあの娘 、 星になった二人 。ここはよくやっていますが、その次の 夜汽車のブルース はかなりレアなのではないでしょうか。ちなみに私は原曲を知らないです(小声)。でもザ50回転ズはダニー曰く「タイトル連呼型のサビ」なので余裕でノれます。 ハワイはいいわ が始まったのですが、まさかのドラム・ボギーのボーカル!この曲は普通にギター・ダニーのボーカルなのに何ということでしょう…! グローリー・グローリー が終わるとアコースティックタイムに突入です。

ギターはアコギに、ベースはウッドベースに、ドラムはそのまま…ではなくよく見るとスティックが違っていました。ダニーは「ボギーは実家の台所から菜箸を持ってきました!」と言っていましたが、確かに色合いが菜箸にそっくり。どうやらこのツアーでは、全国各地で「ご当地ソング」をカバーしていたみたいで、北海道なら好きですサッポロ…とかとか。ここ大阪の地ではやはり阪神タイガース六甲おろしかな…とか思ったそうですが、安易すぎる!ということで関西人なら誰もが知ってるあの曲を!になったらしいです。フロアが「え…何やろ…」とザワザワとなっていると「サビは絶対知ってる」「曲名はわからんと思う」などメンバーからのヒントたち。で、いざ曲名を言って曲が始まるもやはりいまいちピンとこない…。しかしサビに近づくにつれて「え、これってもしかして…???」となり、サビに入ると「(爆笑)」。そう、まさかの家電量販店・Joshinの店内ソングでした。生まれてこのかたずっと関西におり、もちろんJoshinにも何度も行ったことがありますが、フルサイズで聞いたことがなかったです。以前にも披露する機会があったそうですが、スタジオの時点で「あかん、スベってる」となり辞めたそうです。いやー、笑いました。そのあと Baby,I love you 、香港ブーガルー 、 故郷の海よ に続き、アコースティックタイムは終了。 香港ブーガルー 良かったですねえ…。

後半戦に突入。ここでもまたわからない曲が2曲…。私もまだまだです。終盤の ロックンロール・マジック 、 YOUNGERS ON THE ROAD  、 おさらばブギウギ の流れも良かったです。

さてアンコールです。 Vinyl Change The World  、 グッバイベイビー で〆…しかしここはファイナルかつ地元・大阪。これで〆は終わらない。メンバーがはけた後も鳴り止まないアンコールの催促の拍手。「これだけな!」と始まったのは 50回転ズのテーマ 。高速で終わらせてメンバーははけていきました。しかしまたもアンコールの催促の拍手…!ヘロヘロになったメンバーが演奏してくれたのは Thank You For RAMONES 。トリプルアンコールです。メンバーがはけていき、「流石にこれで終わりかな…?」と思っていたらアンコールの催促の拍手が。すかさずスタッフさんが「本日の公演はこれにて終了でーす!」と叫びます。流石にこれ以上は、ね。


本編23曲+アンコール4曲の全27曲。大満足でございます。メンバーもスタッフさんもお疲れ様でした。

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セットリスト

01.Please Don’t Say

02.マブイあの娘

03.星になった二人

04.夜汽車のブルース

05.ゴキブリ讃歌

06.ハワイはいいわ

07.おねがいR・A・D・I・O

08.ロックンロール・ラブレター

09.少年院のソナタ

10.グローリー・グローリー

〜アコースティックタイム〜

11.情熱をなくさないで(Joshin ver.)

12.Baby,I love you

13.香港ブーガルー

14.故郷の海よ

〜アコースティックタイム終了〜

15.天王寺エレジー

16.ロックンロールフォーエバー!

17.拝啓、ご先祖様

18.夢ならいいのに

19.サムクックがきこえる

20.船乗りたちのメロディ

21.ロックンロール・マジック

22.YOUNGERS ON THE ROAD

23.おさらばブギウギ

EN01.Vinyl Change The World

EN02.グッバイベイビー

DOUBLE EN01.50回転ズのテーマ

TRIPLE EN01.Thank You For RAMONES


セットリスト・MCの内容は私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

SHIMA「BLAST」TOUR 2019〜大阪良いとこ!難波へ繋がる-ODOKIN-編〜(11/02)

SHIMA「BLAST」TOUR 2019〜大阪良いとこ!難波へ繋がる-ODOKIN-編〜(11/02)@梅田CLUB QUATTORO

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久しぶりの梅田クアトロですねー。泉の広場が改装中なので、地上からの突入。丁度いい感じのキャパ、立地、音響。ただ10階にあるのがちょっときつい。下の階から階段に並んで並んでやっと入場。梅田の繁華街ではこれが合理的であるんでしょうね。真夏は死ぬほど暑そうですが…。

入場して荷物をロッカーに預けていざフロアへ。フロアは3段編成?になっており、前列に行くなら階段を降りながら辿りつく感じです。今回はステージの右側で見ることに。VJ側ですね。VJサカムケさんが抜けてから初めて見る打首獄門同好会。楽しみすぎます。


「オッケー大阪あそぼうぜ!」

 こどものねごと から始まった打首獄門同好会。そうか、こういう使い方も出来るのか、良い曲を作ったなあ…と思いました。お次はSHIMA繋がりで 島国DNA 。恒例のマグロ2匹(空気入れて膨らませるやつ)がフロアを飛び交います。 きのこたけのこ戦争 では会長の合図でウォールオブデスが始まります。でも優しめのウォールオブデスで安心。「君たち!さっきのウォールオブデスで怪我はないか!もし怪我があってもこの言葉があるから大丈夫!」と始まったのは Fly Away 。歌詞の中に

痛いの痛いのFly Away

とあるのです。繋げ方が上手いわ会長…。

「もう11月ですね。外は寒い。ここで暑いと言われたら我々のセットリストが1曲変わってしまいます。」コウペンちゃんが可愛い、 布団の中から出たくない 。VJのスクリーンにはMVそのままが流れます。「皆は平日の始まりにこんなことを思っているだろう。今週は3連休だから火曜にはこんなことを思うだろう。そうはたらきたくないと!」。 はたらきたくない はただの愚痴ソングかと思いきや、終盤には翌日への希望が感じられる割と前向きな曲です。私は好きです。

「SHIMAは基本英語の歌詞が多いんだけど、気づいたら犬の曲も作っていた。しかし我々にもこの曲がある!対立するわけではないけど」そう始まるのは 猫の惑星 。猫飼いならあるあると共感出来る曲ではないのでしょうか。ここからは4曲連続でした。 おどるポンポコリン でモッシュが起こる光景を誰か見たことがあるでしょうか…。子どもから高齢者までが知っている曲なので初見でも楽しめますね。最後は 日本の米は世界一 で〆。 そういえば デリシャスティック がなかった!!!

 

セットリスト

01.こどものねごと

02.島国DNA

03.きのこたけのこ戦争

04.Fly Away

05.布団の中から出たくない

06.はたらきたくない

07.猫の惑星

08.私を二郎に連れてって

09.YES MAX

10.おどるポンポコリン

11.日本の米は世界一


続いてはSHIMA。名前は知っていたのですが、曲は全然知らないバンドです。前情報全くないので前から離脱し中ほどで見ることに。

会長が言う通り「髪の毛サラッサラすぎて曲が入ってこない。」です。ご本人は「何かトリートメントとかしてるんですか?とかよく聞かれるけど何もしてない!昨日だってホテルのリンスインシャンプーだぜ?運命(さだめ)だねこれは。」と言っていました。ホテルのリンスインシャンプーは何をどうしても髪の毛バッシバシになるやつ…。羨ましい運命(さだめ)ですね。

ボーカルの方が「今日最高だろ?なぜなら俺たちが天才だから。お客さんが帰ってないのがその証拠。」と言います。おお…と思って見渡すも確かにお客さんのは全然減っていない。

ちなみに今回のサブタイトルに「難波へ繋がる-ODOKIN-」とあるのですが、漢字にめっぽう弱いとあるメンバーが「御堂筋」のことを「おどうきんって何だろうね!?」と言ったことからだそうです。確かにそう読めなくもないですが、おwどwうwきwんwww

いやー今回のライブでSHIMAがちょっと気になりました。

最後はSHIMAのメンバーと打首獄門同好会のメンバーとフロアのお客さんで記念撮影。大変楽しゅうございました。

 

セットリスト・MCの内容は私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

DOG FIGHT SPECIAL in OSAKA(10/27)

DOG FIGHT SPECIAL in OSAKA(10/27)

DOBERMAN 20TH ANIVERSARY〜@十三GABU

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今回は久しぶりの十三GABU。駅の改札から信号ひとつ渡ったら辿りつく好アクセス。めっちゃ行きやすいライブハウスで助かります。信号が青なら到着まで3分もかからないかと。

開場くらいに着くと「会場設営に時間がかかっており、入場にお時間を頂いておりまーす!」なんてスタッフのお兄さんが言っています。そ、そんなこともあるのですね。小雨が降っていますがまあ待ちますとも。商店街(と入り口に書いてある)の一部に人がぞろぞろ集まっているのに、○列に並んでくださーい!とか入場列あるあるなことを言われないのは十三クオリティだからでしょうか。

そんなこんなで入場すると思いの外お客さんが少ない。ああ、そういえばステージと客席の間に大きめの微妙な空間があるライブハウスやったな…とか思い出しました。十三GABUのライブチケットはギターピック。ライブハウスのロゴが描かれていて可愛い。

スタートを待っているとイベンター・清水音泉の男湯田口さんが登場。清水音泉がイベンターだとよく前説しに田口さんがやってきます。個人的にはロッチのコカドさんに似ているなと思います。田口さん曰く、ガガガSPHEY-SMITHDOBERMANもファン層が違うと思うので、譲りあって助け合い精神でお楽しみください、とのことです。あと、DOBERMANのライブは撮影OKだそうでDOBERMANには肖像権も人権もないので撮っても良いですが、それ以外は撮影禁止です!」と言っていました。犬だけに?「今日、実はもうひと組呼んでいます!」マジか。何それ、シークレットか。「それは…!ここにいるあなた方です!!」ああ、そういうことね…田口さん罪な男だぜ…。


はい、いつものSEが鳴りメンバーの登場。

登場早々、コザック氏が「ライブ前にコンビニに行こうとそこ歩いてたら、ヘイスミのTシャツ着た男女が「まだやってたんですね!」とか言うてきたわ。まだまだやっとるわ!」なんてことを言いながら始まったのは 線香花火 。客層がいつもと結構違うからどうなることやらと思っていましたが、いつも通りにダイバーは出てきたので通常営業です。そして次は 神戸駅 。イントロの大合唱は本当にいつ聞いてもグッときます。コザック氏が「ここをサバラ共和国にします!」。ゲストで呼ばれている側で サバラ をするのは珍しいですねー。長いイントロの間に山本さんが「このあと!早くなるんで!思ってるより早いんで!」と叫ぶ。確かにこの曲はイントロの倍くらいのテンポで曲が始まる。割と最近のアルバムの最後の曲なので知名度がないと思っているのか何なのか…?ちなみにこの曲は歌詞カードに歌詞が載っていません。レコ発ツアーのファイナルで歌詞が配られたという経緯がある曲です。本当に何の意味があるのかよくわからない、カタカナの羅列の曲です。でもテンポが良く短い曲なので私は好きです。

続いては 祭りの準備 。そういえばもうそんな季節ですね…。季節が巡るのは早い…。「こないだ、オナマシのイベントに出てきました。イノマーさんがガンで闘病してて、でもフラフラになりながらステージに立ってる姿を見ました。ほんまにすごいと思う。今年は身近な人を亡くしました。親友が亡くなり、親父が亡くなり。人間いつ死ぬかわかりません。なのでこういう曲を作りました。」とコザック氏。 スイートフォークミュージック が始まります。次回のアルバムには入ってくるでしょう。

DOBERMANとはもう長い付き合いで「ずっと誘うからね!」と言われているほどだそうです。ちなみにHEY-SMITHとはライブハウスで一緒なのは初めてだとか。「十三GABUに来れて、僕は幸せだなあ」「僕は幸せだなあ」と唐突に始まる楽屋のようなトーク。このおじさんたちは本当に仲が良いなあ。

 つなひき帝国 、 国道二号線 、 晩秋 、 あの頃の僕は君にとってどう見えるかい と続きました。ファン層が違うからか、新旧織り交ぜながらのセットリスト。フロアはかなり盛り上がっていました。良い汗をかきました。


セットリスト

01.線香花火

02.神戸駅

03.サバラ

04.祭りの準備

05.スイートフォークミュージック

06.つなひき帝国

07.国道二号線

08.晩秋

09.あの頃の僕は君にとってどう見えるかい


続いてはHEY-SMITHです。名前だけは知っていますが、ライブは初めて見ます。スカバンドということくらいしか知らないままスタート。おお、あれが猪狩さんか…とか思いながら見ていました。フロアの後ろの方まで盛り上がりがすごかったです。やっぱりホーン隊が入ると華やかな曲調になりますね。


トリは主催者のDOBERMAN。ホーン隊や鍵盤があるのでステージ上の人口密度が高い…!ガガガSPの倍くらいはありますね。20年のキャリアがあるので演奏はピカイチ。あっという間にフロアを引き込みます。DOBERMANも曲は知らなかったのですが、引き込まれたので時間が経つのが早かったです。


久しぶりの十三GABU。十三は駅前に色んなお店があるので寄り道をして帰りました。

 

セットリスト・MCの内容は私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

長田大行進曲2019(09/27-09/28)

長田大行進曲2019(09/27-09/28)@Harbor Studio


やってきましたガガガSP主催イベント!!

毎回屋外でフェス形式で開催していましたが去年の悪天候で懲りた(?)らしく、今年は規模を縮小して屋内のライブハウスで開催です。その昔は「長田大行進曲行脚」というツアー形式で開催したこともありましたが、オールナイト+翌日一日中のイベントはなかったのではないでしょうか。

公演概要を見てみると…

9月27日(金)開場18:00 / 開演18:30 / 朝5:00頃終演予定

9月28日(土)開場12:00 / 開演12:30

つまり朝5時に終演し、その7時間後に2日目が始まるという…ちょっと何言ってるかわからないことになっています。公式で「狂気のぶっ通し」と銘打っているライブイベントってなかなかないのでは…?でも「狂気のぶっ通し券」(2日入場券)はソールドアウト。私も含め皆さんチャレンジャーですね。

タイムテーブルはこちら。コザック氏曰く「身内ばっかり」

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当日になり、準備万端いざ入場!入場口には長田大行進曲のパネルが。

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入場してフロアで開演を待っていると、流れている音楽が1曲のみなことに気がつきました。「長田大行進曲のテーマPART2」です。そういえば長田大行進曲の公式twitterで何かアナウンスしていたな…と思い出しました。これが延々と流れていました。ズンドコ橋とは…?とか思っているとコザック氏が前説をしにステージに出てきました。

「まだ入場終わってないけど、前説やらせてもらいます。」と言い、事務的な注意事項の読み上げをします。「痴漢はだめですが、泥酔…してください!」泥酔は公式がOK出していました。「俺今回8ステージ出るねんで!もうDJはテーマソング6回流すだけにしよかな。」なんてことを言いながら前説は終わりました。

 


目当てその1 18:30〜 四星球

SEはつなひき帝国。自作のポートタワーに綱を巻きつけて引っ張って登場。このポートタワーが結構大きい。恐らく170cmは超えているかと。

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クラーク博士と僕で始まりました。ボーカル康雄さんが「今年の夏も全国のフェス行ってきたけど、クラーク博士の出だしこんなに響くの長田だけ!」ととても嬉しそうな顔で言いました。

「規模を縮小して開催おめでとうございます!」と四星球なりのお祝いのメッセージ。

四星球はガガガSPのコピーから始まったそうで、長田大行進曲に対する熱意は他のどのバンドよりも熱いです。去年は「来年長田に読んでもらえんかったらスネますからね!もしガガガが来年長田開催せんかったら僕らが長田開催するんで!」と言っていて、ガガガSP愛に溢れているバンドです。今年は「長田に呼んでもらえてバンド冥利につきる、呼んでもらえんなったら終わり。」と言っていました。

長田大行進曲での四星球と言えばガガガSPドラム田嶋さん(通称たあじん)イジリ。今年もまだまだイジリ倒します。ガガガSPの「弱男」という曲の歌詞のほとんどを「田嶋」や「たあじん」に変えて歌う「たじ男」。これがお腹よじれるほど面白い。歌詞はちゃんと文字に起こして読み上げてくれます。毎年聞いても面白い。ちなみにたあじんのお面を付けて演奏してくれます。何と今年はガガガDX(ガガガSPにセックスマシーン!!のモーリーやメガマサヒデが入り、にんげんっていいなをカバー)をタジマDXにしてしまいました。他のバンドメンバーもたあじんのお面を付けてステージに登場。もうステージはカオス。例のごとく歌詞は文字に起こしてくれています。もうね、本当に腹筋が崩壊します。四星球、今年もガガガSP愛をありがとう。

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https://twitter.com/gagagafestival/status/1177535347044933632?s=21

セットリスト

01.クラーク博士と僕

02.モスキートーンブルース

03.マイクイズマイフレンド

04.我ら吉野川同盟

〜タジマSP〜

05.たじ男

〜タジマDX〜

06.田嶋っていいな

07.妖怪泣き笑い

08.SWEAT 17 BLUES

このあと、オメでたい頭でなによりバックドロップシンデレラを後ろの方でのんびり見ていました。バックドロップシンデレラのギター渉さんは、オメでたい頭でなによりのボーカル赤飯さんが「長田に連続出演!」と連呼していたのが気にくわなかったらしく「あいつ何だよ!何回も出てるのが良いのかよ!こっちは今年初なんだよ!!」みたいなことを叫んでいました。それを聞いたボーカルのでんでけあゆみさんはけらけら笑っていました。渉さんはコザック氏より年上で、でもバンドとしては後輩で…なかなか複雑な立ち位置みたいです。2バンドとも勢いのあるバンドなので、やっぱりパフォーマンスはキレキレですね。すごい。

 

目当てその2 21:30〜 ガガガSP

SEは山下達郎の土曜日の恋人。コザック氏が登場して「これだけは言うとく、朝まで残っとれよ!」と笑顔で叫びます。コザック氏は9/30が40歳の誕生日で「皆さんに会えたことがプレゼントです。」とも言っていました。1曲目は神戸駅。出だしの大合唱がやっぱり楽しい。夢のような日々は久しぶりに聞きましたね。

最後は飯食って寝る。これも久しぶりです。旦那が作った曲は割と自分好みです。

オールナイトイベントは高校生が入場不可になるので、第1部のガガガSPが終わったら一旦全員退場して第2部が始まる前に年齢確認をして再入場…というシステムになっています。なのでコザック氏が「今回はアンコールなしで!」とお願いしていました。

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https://twitter.com/gagagafestival/status/1177591804616556544?s=21

セットリスト

01.神戸駅

02.ヘイミスターアンダーグラウンドマン

03.秋までに

04.夢のような日々

05.青春時代

06.つなひき帝国

07.飯食って寝る


目当てその3 23:55〜 STANCE PUNKS

時刻は夜中0時。フロアにはまだまだ元気な方がたくさんいます。登場するのはガガガSPの盟友STANCE PUNKS。お決まりのSEで登場し、フロアの大合唱で沸きます。

ボーカルのTSURUさんが登場すると「やあ、みんな。調子はどうだい?」と優しい声で言います。STANCE PUNKSはトゲトゲの頭の人がいたりTSURUさんのパフォーマンスが派手だったり見た目がちょい怖だったりしますが、MCは愛に溢れています。

真夜中なのにフロアは普段と変わらず同じ勢い。私は後ろで見ていましたが、音楽の力ってすごいなあ…と実感しました。お客さんたちは30〜40代が結構多めなイベントですが、20代の私より元気でした…。

「また生きて会おうなーーーー!」というTSURUさんのMCが沁みた真夜中0時台でした。

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https://twitter.com/gagagafestival/status/1177616855927644161?s=21


私も仕事終わりで来ていたので、もうこの時間帯になると疲れと眠気でへとへとです。遠のく意識のなかで目を瞑ったまま、MUNA SEA(各バンド関係者による元祖ヴィジュアル系エアーバンド)とガガガSPベースの旦那の弾き語りを聴きました。MUNA SEAのボーカルが故・松原裕さんなのですが、事あるごとに松原さんを引っ張りだすのは今回まで!とか何とかで、確か今回のGIGで何かに封印されていました。その代わり2代目?ボーカルが就任したような…?遠のく意識の中だったので自信はあんまりないです。旦那の弾き語りは時間の関係上曲数を減らしてスタート。はじめて君としゃべったをしていたのは覚えています。舞台裏ではずっとアコギを触っていたらしく、ガガガSPギターの山本さんが「アコギ触らせてよ」と言うと怒っていたり、めっちゃ緊張していたそうですよ。

 

目当てその3 4:30〜 ガガガSP

本日(?)2回目のガガガSP。外はだんだんと明るくなってきました。でもフロアに残っている人は結構います。第1部の8割くらいはいたんじゃないですかね…。みんな元気…。でもフロアの端の方ではダレてぐでぐでになっている人もいます。リハーサルは弱男。はい、タジマSPのたじ男が頭をよぎりますね。四星球良い仕事をしてくれています。

SEは山下達郎ではなく、いつものあの曲に戻っていました。

一曲目は 線香花火 。今回の長田は演者がダイブすると、スタッフに強制送還されていたのがよく記憶に残っています。そして久々の 尾崎豊 、 ただひたすらの日常アナーキー尾崎豊 のときに「これやったってTwitterに書くなよ!」と念押しされました。まあ…色々ありますよね…。アンコールでまたまた久しぶりの サバラ 。コザック氏が「明日も来る人ー?」と聞くとフロアから多くの「はーい!」が返ってくる。すかさずコザック氏は「バカだねー!」と笑いながら言う。でも演者の皆さんが頑張ってくれるから我々も行くのですよ。

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https://twitter.com/gagagafestival/status/1177690041872613376?s=21

セットリスト

リハーサル 弱男

01.線香花火

02.月影

03.自衛隊に入ろう

04.尾崎豊

05.ただひたすらの日常アナーキー

06.明日からではなく

EN01.卒業

EN02.サバラ

 

意識が朦朧としつつ、1日目の27日が終わりました…。朝日が眩しい…数時間後には2日目の28日が始まります…狂気です…。


目当てその4 12:00〜 メガマサヒデ

さて数時間後。28日です。おはようございます。

メガ氏を見るぞー!とHarbor Studioに向かっていると何やらメガ氏の声が。まさかもう始まっているのか!?と足早に向かうと、案の定もう始まっていました。早いって…。

2日目の弾き語りステージは何とライブハウスの外。通行人からも見えてしまう何とも美味しい場所。とりあえずリストバンドを受け取って弾き語りステージの真横で見ることに。メガ氏は演者からの人気も激アツです。ステージの目の前には色々なバンドメンバーがずらり。流石は神戸の最終兵器。メガ氏本人がメガマサヒデの良さは曲です!」と言っていました。本当にピュアな曲ばかりなんですよ。(たまに妙にトゲトゲしい曲もありますが…。それは割愛。)最後の阪神勝ったからと言って、お前が勝ったわけじゃないはステージを飛び出しフェンスギリギリのパフォーマンス。キレキレでしたね。

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https://twitter.com/megamasahide/status/1177807675762954240?s=21

セットリスト

01.透明人間

02.火の鳥

03.テレパシー

04.一人ぼっちの世界

05.メガマサヒデの良さは曲

06.ゾンビゾンビ

07.阪神勝ったからと言って、お前が勝ったわけじゃない


メガ氏のステージが終わり、ライブハウスに入場します。またまた入場が全て終わらないうちからコザック氏が出てきて前説開始。意外と元気そうです。

「お互い身体から水分なくなる年齢やから水分補給しっかりな」とか「花団は別に見なくてもいいです」と言い残して去っていきました。はてさてそんな花団がどんなステージなのか楽しみです。


目当てその5 12:30〜 花団

曲もメンバーも全然わかりませんが、面白そうなので見ます。バンド名は至るところで見るのですが、ステージは今まで見たことがなかったです。

とりあえず最後まで見ましたが「何を見せられているのかよくわからなかった、けど面白い」が感想ですね。絡んだことのないビレッジマンズストアいじりに始まり、途中でメンバーがステージから消えたり、シャツをバリバリ引きちぎってボタンを吹き飛ばしてみたり、挙げ句の果てにはギターの人が尾崎豊の15の夜を気持ちよく歌ってみたり。でもフロアは終始爆笑していました。これが花団…おそるべし…。実際相当面白かったです。

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https://twitter.com/gagagafestival/status/1177812933323026432?s=21

セットリスト

01.ところてん

02.わりばし

03.しゃぼんだま

04.ブーメラン

05.15の夜


目当てその6 14:20〜 セックスマシーン!!

リハーサルは サルでもわかるラブソング 。セクマシのリハは全力なので楽しい。リハもセッティングもすんなり終わり、巻きで始めるのかと思いきやボーカルモーリーが「時間通りに始めます!だってタイムテーブル見て来てくれる人もいるでしょ?」と。優しい。確かに時間通りきてもう始まっていたら「ええ…」となりますものね。そういえばメガ氏がそうでしたね。

そしてセクマシお決まりの、ステージでジングル待ち。ジングル明けたらすぐに始まってんぞ。ネクラでステージから降りるモーリー。その辺にいた女性の目の前で指差しながら ネクラ を熱唱。一旦ステージに戻り、「原始人になれ!」ウッドストック2019  。この曲はほんと楽しいですね…。そして 君を失ってWOW ではライブハウスを飛び出し、歩道の脇にある人の身長くらいはある台?に登りWOWの大合唱。自転車で通る人や通行人は回れ右で去っていきます。まあそりゃそうですよね。ダメージジーンズの過ぎる人がWOW!とか言っていますからね。側から見ると危ない人。そしてライブハウスに戻り、 安全地帯 と 夕暮れの歌 。そしてモーリーの迷言「俺は、絶好調であればあるほど歌わない」

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https://twitter.com/gagagafestival/status/1177836423635824640?s=21

セットリスト

リハーサル サルでもわかるラブソング

01.始まってんぞ

02.ネクラ

03.ウッドストック2019

04.君を失ってWOW

05.安全地帯

06.夕暮れの歌


目当てその7 20:45〜 ガガガSP

さて、いよいよ大トリのガガガSPです。

宴もたけなわ、ガガガSPが終われば長田大行進曲2019も終わってしまいます。過ぎてみればあっという間でしたね。

フロアにはたくさんお客さんが残っています。昨日の夜中からあんまりお客さんの数が減ってない気がします。皆さん狂気の体力をお持ちですね…。リハーサルは 青春時代 。いや皆さん元気すぎません?私は体力全然残ってないですよ…。 すばらしき人生 〜 忘れられない日々 まではツアーっぽいなあと思いましたが、久しぶりの NAGATOWN はグッときましたね。コザック氏自身が「友達や親父が亡くなってから初めてこの曲やります」と言っていました。いつかのライブで NAGATOWN が盛り上がるのは地元だけ!とか言っていたなあ…。

そしてリハーサルでもやった 青春時代 。この曲はいつでも前が見えないくらいのダイバーが出現します。セキュリティのお兄さんたちが必死にさばいてさばきまくる。そして 国道二号線 から 晩秋 。 晩秋 は圧巻でした。良い景色を見せてもらいました。

アンコールは 弱男 と にんげんっていいな 。 にんげんっていいな はモーリーとメガ氏も出てきてガガガDXで披露。ガガガDXのモーリーはセクマシのときより良い意味で脱力感があっていいなあと思います。

ぼくもかえろ おうちへかえろ でんでんでんぐり返ってバイバイバイ

で大団円で終わりました。楽しかった。

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https://twitter.com/gagagafestival/status/1178277682435411969?s=21

セットリスト

リハーサル青春時代

01.すばらしき人生

02.日暮し

03.忘れられない日々

04.NAGATOWN

05.青春時代

06.国道二号線

07.晩秋

EN01.弱男

EN02.にんげんっていいな


はい。ここまで狂気じみたイベントはおそらく初めてだったのですが楽しかったです!

身体的には結構しんどい面もありましたが、それを上回る楽しさ。ガガガSPを始め、演者の皆さん、スタッフさん皆さんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。

次回のガガガSP主催イベントは年末恒例「長田行進曲」。もちろん行きます。年内最後のライブ楽しみにしています。

 

MC・セットリストは私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

日本最古の青春パンク街道一直線2000-2003 追加公演(08/10)

ガガガSP「日本最古の青春パンク街道一直線 2000-2003」追加公演(08/10)@神戸VARIT.

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この週2回目のVARIT.です。月に2回ライブに行くのも珍しくはないですが、週2回行くのは滅多にないですね。今回は整理番号が後ろの方だったので、外で列の後方で待ちます。神戸・三宮の繁華街の中心に位置するVARIT.。世間はお盆休みに突入する頃で、人がたくさんいました。入場列を見て、道行く一般の方たちは「何この列…?」「誰かのライブやろ、ここライブハウスやもん」などと口々に言いながら過ぎてゆきます。

暑い中汗を拭いながらやっと入場しました。先日のザ50回転ズの演出はどこへやら、いつものVARIT.に戻っています。整理番号はおそらく半ば〜後半だったのですが、割と前が空いていたのでススス…と前へ。

サンボマスターガガガSPの2マンはアツいとわかりきっています。この2マンはいつぶりでしょうか、というかガガガSPのVARIT.公演も久しぶりです。数年前は長田行進曲という年末の恒例行事でよくVARIT.でライブしていましたけどね。40曲とかの長丁場でやっていたのが懐かしい…。

とか色々思い出しているうちにコザック氏が前説にやってきました。「山さんが、前田くん前説5分とかえらいね!とか言うてたんですけど、誰も5分もやるとか言うてない。」「で、前説行ってきます!って言うても誰もおらんねんで…」と笑いをさらっていきます。

コザック氏がはけていくと、サンボマスターのSEがかかります。SEはお馴染み、Monkey Magic。もうSE聴くだけでこの高揚感。もはやパブロフの犬ですね。メンバーが登場して山口さんが言います。ガガガSPと初めて対バンしたときの1曲目はこの曲でした。」。始まったのは さよならベイビー 。おおお!この曲始まりとは期待高まる!「神戸そんなもんかよ!もっとやれんだろ!」と山口さんが煽る。次の曲は 美しき人間の日々 。「神戸出身!サンボマスターです!」「oi!oi!」と煽りまくりです。サンボマスターのメンバーは誰1人として神戸出身ではないのですが、デビュー当時からよく神戸でライブをしていたそうで、神戸は第2の故郷…みたいなことを前に山口さんが言っていました。次の曲は 青春狂騒曲 。初期曲で攻めてきます。当時NARUTOのOPで、この曲でサンボマスターを知りました。同世代なら知っている人も多いと思います。「伝説!起こせる人〜〜〜!!」「伝説!伝説!伝説!」とお決まりの煽りでフロアのテンションが上がっていきます。 We are!から始まる、 君を守って君を愛して では会場全体の合唱が印象的でした。私はこの曲のCメロ?が好きで好きで…ライブで聴くと高確率で泣いてしまいますね。

そのぬくもりに用がある 、 ラブソング 、 新しい朝 でフロアは一旦クールダウン。 ラブソング の途中で一旦演奏が止まって無音になる瞬間があるのですが、今日はここの無音がいつもより長かった気がします。

「泣いてんじゃねえぞ!」と山口さんが言う。始まったのは できっこないをやらなくちゃ 。この曲のベースラインが好きです。この曲は近藤さんを凝視します。そしてド定番の 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ 。悲しみで花は咲きません。 輝きだして走ってく からの 孤独とランデブー 。 孤独とランデブー 久しぶりに聴きました。一時期はよくやっていましたね。

これでサンボマスターは終了。演奏が終わるといつもの曲が流れ、ピックを投げたりスティックを投げたり。最後に木内さんが前列の人たちとハイタッチをしてはけていきました。

やはりサンボマスターのライブは愛と平和に溢れています。サンボマスターでかなり体力使ったので、これからガガガSPが始まると思うとわくわく半分恐ろしさ半分な気持ちでした。転換の最中はステージにカーテンがかかっていました。

セットリスト

01.さよならベイビー

02.美しき人間の日々

03.青春狂騒曲

04.君を守って君を愛して

05.そのぬくもりに用がある

06.ラブソング

07.新しい朝

08.できっこないをやらなくちゃ

09.世界はそれを愛と呼ぶんだぜ

10.輝きだして走ってく

11.孤独とランデブー

 

フロアが暗くなり、SEがかかります。あとでコザック氏が言っていましたが、山下達郎の土曜日の恋人だそうです。またSEが変わっている…。

一曲目は ローアンドロー 。もうこれでフロアのテンションは一気に上がります。3曲目に完全身内ノリの 日本語パンクロックの諸君たち をやるのは地元神戸だからでしょうか。新曲のスイートフォークミュージック 初めて聴きました。またアルバム出してくれますかね。

コザック氏がMCで「やっぱサンボとやるのが1番楽しいかもしれん!」とキラキラした笑顔で言っていました。サンボマスターとは年1ペースで2マンしてくれても良いレベルですよ。ファンみんなが願っていると思います。「山さん2004年に対バンした言うてたけど2002年にはすでに対バンしてたからな!あの愛と平和野郎…」とも言っていました。

ガガガSPのVARIT.公演といえばコザック氏がステージ両サイドのスピーカーによじ登るのがあるあるです。今回もステージによじ登っていました。「登るのはええけど、降りるのに時間かかるなあ!」とコザック氏。いつものように水を吐き散らかします。ライブ中に水を吐くバンドはたまにいますが、コザック氏が1番上手い気がします。

一人ぼっちの世界 やはり名曲です。ガガガSPが作った曲ではなく、メガマサヒデというコザック氏の中学の同級生のシンガーソングライター(?)が作った曲です。彼のライブでもオリジナルを演奏してくれることがあります。サンボマスターとも仲が良い彼は今日のライブに来る予定らしく、いつ来るのか問うと「22時!」と答えたそうです。サンボマスターの山口さんもコザック氏も「ライブ終わってもう皆おらんやないか!」となったそうです。ちょっと天然な純粋アラフォーのメガマサヒデさん…。

神戸で聴く 満月の夕 はやっぱり格別ですし、 うちのお父ちゃんは の前フリのトークも何回聞いても笑ってしまいます。 日暮し を聴くと4年くらい前のライブに戻ったような気がします。あの頃は山本さんも客席にギター抱えたままダイブしていましたね…。山本さんといえば最近のライブでは上裸ではなくちゃんと服を着ていたり、靴を履いていたり、普通のギター上手いお兄さんになっています。私の個人的なイメージは、白いギター、短いストラップ、上裸、裸足で髪を振り乱しながらギターをかき鳴らす…な感じです。これを文字だけで見るとかなりの変人ですが、ライブで見るとそんなことはないです。

本編最後はお決まりになりつつある 明日からではなく 。最後の

もったいないとか、無駄な事だとか、僕は思わない 決して思わない。

をフロアの皆で演奏なしの大合唱するところがやっぱり心にグッときます。

明日からではなく が終わるとメンバーがはけていき、アンコールの手拍子の代わりの 弱男 の合唱が始まります。するとメンバーがスッと再登場してきてくれて、始まったのは 線香花火 。私は本編で力尽きてバーカウンターでドリンク交換をして、2階席から眺めていました。線香花火はダイブラッシュですね。上から見ていると、いつもよくあんな中にいるな…と冷静な自分がいるのに気づきます。

次は 晩秋 。

死ぬまで生きてやろうじゃないか

は当たり前のことなんですが、本当に大事なことだと思います。この曲もダイブラッシュ。ダイバーの多いこと多いこと…。最後の曲は 世界は神戸のために 。本当は 世界は二人のために ですが、このツアーでは二人のところにそのライブハウスの地名を入れて歌っているみたいです。最高の盛り上がりの中、ライブは終了しました。

あ、そういえばMCでコザック氏が「この対バンサンボマスターやって発表したら先行の応募が1000以上来たらしいわ。うちだけのとき全然やったのにな!!だから今日来てる人はプラチナチケットやで!」とも言っていました。皆やっぱりこういうアツい2マンを楽しみにしているんでしょうね。実際2マンで、対バンが10曲以上、主催が20曲を超えるライブなんてものはそうないです。

こんな真夏にこんなアツいアツい2マンを組んでくれた2バンドに感謝。本当に最高のライブでした。またこの2マンをしてくれることを心待ちにしています。

セットリスト

01.ローアンドロー

02.京子ちゃん

03.日本語パンクロックの諸君たち

04.スイートフォークミュージック

05.青春街道一直線

06.一人ぼっちの世界

07.国道二号線

08.満月の夕

09.雪どけ

10.一本道

11.イメージの唄

12.青春時代

13.うちのお父ちゃんは

14.オラぁいちぬけた

15.弱男

16.日暮し

17.冬色

18.さびしんぼう

19.心の唄

20.明日からではなく

EN01.線香花火

EN02.晩秋

EN03.世界は神戸(二人)のために

 

MC、セットリストは私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

神戸VARIT.15th Anniversary ザ50回転ズ Presents “BASEMENT ONE-MAN SHOW”(08/07)

神戸VARIT.15th Anniversary ザ50回転ズ Presents “BASEMENT ONE-MAN SHOW”(08/07)@神戸VARIT.

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今回のライブはザ50回転ズ。神戸VARIT.の15周年のお祝い、そして9月から始まるワンマンツアーの前哨戦とも言える「変わり種」ワンマンでした。

神戸VARIT.はちょっと変わった作りのライブハウスです。ライブハウスの入り口から階段を降り、受付を済ませて中に入るとバーカウンターがある2階席。そして更に階段を降りるとやっとフロアに着きます。図示するとこんな感じです。

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①2階席

②バーカウンター

③通路

④階段

⑤フロア

⑥ステージ

汚い手書きの図で失礼します…。

しかしこの日は変わり種ワンマン。チケットもぎり・ドリンクチケット交換のお姉さんたち「演出のため会場内大変暗くなっておりまーす!足元お気をつけくださーい!!」なんてことを言っています。VARIT.ってそんな暗かったっけな…と思いながら入場。なるほど、確かにいつもよりは暗い。色んな事情により2階席の柵の前で見ることに。

フロアを見てびっくり。フロアの左端の方にステージが設置されています。他にはシャンデリアや電球がぶらさがっていたり、他にも可愛らしい照明が。

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わかりづらいですがステージの写真です。

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図示するとこんな感じです。赤い部分がステージになっています。本来のステージは客席に変わっていました。これはわくわくします。平日なのにソールドアウトしているのはみんな「何か面白いことをしてくれる」と思っているからなんでしょうね。

会場が暗くなり、いつものSEがかかった…と思いきやメンバーが通路から登場!SEはメンバーが持っているラジカセのような機械から流れています。ステージにメンバーが到着すると照明がON!ステージ下に照明があり、メンバーを足元から照らします。

まずは定番の 50回転ズのテーマ から。やっぱりこの曲はブチ上がりますねー。単純な曲なのにここまで格好良い。ステージは簡素な作りらしく、ダニーが「皆さん、あまり押さないでください。俺の自慢の出っ歯が下がってしまいます。」。MCも面白いのがザ50回転ズの良いところ。

メンバーによると、今日のテーマは「パブロック」。つまり外国の飲み屋でのライブを再現しているようです。なのでマイク以外は生音!アンプからの直接の音!動く照明もスタッフさんによる人力。人の頭ほどある照明を抱えてぐるんぐるん回していました。「演出のためにいろいろしてくれたVARIT.に拍手を!」とダニーが言っていました。

酔いどれマーチ がきたところで「お?今日は一味違うな?」と思っていましたが、予想は大当たり。パブロックということで、Dr.Feelgoodの She does it right のカバーを披露!残念ながら原曲は知らないですが、これは格好いい。会場は大盛り上がり。ここからは新旧織り交ぜたセットリストでした。 ハートブレイカー・ブルース 久しぶりに聴けました。 グローリー・グローリー はライブで初めて聴いたかもしれません。

グローリー・グローリー が終わり、メンバーが水を飲んだりしていると、マイクスタンドに取り付けられた拡声器がぬっと現れました。何とこれをマイク代わりにして歌うとのことです…!「皆さんご存知の通り、向いている方向にしか聞こえません。」とダニーが言います。2階席、フロア、ステージと3方向に向かって、それぞれ1曲ずつ歌ってくれました。2階席には 故郷の海よ 。拡声器で歌うライブは初めてですが、これがまた良い…!通常のマイクとはまた違った声質になります。歌い終わると「はい。」よっこらせと、マイクスタンドをフロアの方向へ。始まったのは 出稼ぎ行進曲 。カントリー調のメロディと拡声器ね。合います。またレア曲をレアな方法で演奏とはニクイぞ、ザ50回転ズ「はい。」よっこらせと、次はステージの方向へ。「大事な曲です、聴いてください。」と始まったのは 戦争と政治家 。これはやられた。8月上旬にこの曲、拡声器…味しか出てません。ステージ前方のお客さんは涙を拭いながら聴いていました。これは良い試みでした。

この後は Vinyl Charge The World 、 YOUNGERS ON THE ROAD 、 ロックンロールマジック 、 おさらばブギウギ と怒涛の盛り上がり。 おさらばブギウギ のときに、ダニーが頭の後ろでギターを弾いているのを見ていつも感心します。本当に身体の一部のようにギターを弾く人です。

ここでメンバーが通路の方へはけます。会場が暗くなり、アンコールの手拍子が始まります。再びメンバーが登場。楽器を持つ間に、「BGM!」と例のラジカセをON。ダニーが「このライブのために買いました。」と言っています。ほんの10秒くらい流すとスイッチが切られました。始まったのは 涙のスターダスト・トレイン 。この曲を聴くと、PVに登場する桐谷美玲さんの変な振り付けを思い出します。そのあとは ぼちぼち帰ろ 。この曲は知らなかったのですが、さすがロックンロール。1番を聴いたらもうわかる。アンコールに最適な曲でした。演奏が終わり、メンバーがまたはけていきます。終わりか…と思ってましたが、お客さんは終わらせてはくれません。アンコールの手拍子再び。三度登場するメンバー。最後の1曲、 たまにはラブソングを を演奏して帰りました。ステージからはけるときに例のラジカセをONにしていくという粋な計らい。

とにもかくにも最高の演出・セットリストでした。これは本当に良かった。またしてほしいですね。

 

セットリスト

01.50回転ズのテーマ

02.デヴィッド・ボウイをきどって

03.レッツゴー3匹!!

04.酔いどれマーチ

05.エイトビートがとまらない

06.She does it right (Dr.feelgoodのカバー)

07.The Ballad Of Iron Eyes Cody

08.たばこの唄

09.11時55分

10.ハートブレイカー・ブルース

11.お前のせいだぜ

12.グローリー・グローリー

〜拡声器編〜

13.故郷の海よ

14.出稼ぎ行進曲

15.戦争と政治家

〜〜〜〜〜〜

16.Vinyl Charge The World

17.YOUNGERS ON THE ROAD

18.ロックンロールマジック

19.おさらばブギウギ

EN.01涙のスターダスト・トレイン

EN.02ぼちぼち帰ろ

EN.03たまにはラブソングを

 

何と、このライブの映像がYouTubeに上がってました。ザ50回転ズのマネージャーさんがカメラ回しているな…とは思っていましたが、まさかYouTubeにアップしてくれているとは。是非ご覧ください。

https://m.youtube.com/watch?v=trnxPNNZP6Q

 

MCやセットリストは私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。