MUSIC ZOO WORLD 2019 DAY1-おもしろい生き物の世界-(01/19)
MUSIC ZOO WORLD 2019 DAY1
-おもしろい生き物の世界-@ワールド記念ホール(01/19)
2019年一発目のライブです。ライブ・フェス初めです。めっちゃ楽しみにしてました。
兵庫・神戸に「music zoo KOBE 太陽と虎」という変わった名前のライブハウスがありまして、その約10周年(本当は9周年)を記念してフェスやるで!ということでございます。会場はワールド記念ホール。兵庫県内では最大のホール会場です。
ライブハウス・太陽と虎は株式会社パインフィールズというところが運営してまして、代表取締役の松原裕さんが神戸…いや関西で音楽やっている人で知らない人はいないという程の有名人なんです。人脈が広く人望が厚い方です。
そんな松原さんは今、ステージ4の腎臓がんと戦っています。太陽と虎の園長・風次さん、BOOKING MANAGER・哲平さんたちの強い意志で松原さん抜きでこのイベントを運営することに至ったそうです。(詳しくはこちらで)http://music-zoo-world.com/news/news181202.html
この太陽と虎は色んなアーティストがライブをしていて、縁が繋いだ2日間と言いましょうか、それはそれはすごいラインナップとなっていました。
いやもう豪華すぎません?
自分の守備範囲に入っているのがDAY1に固まっていたので、そちらに行こうとスタンディングのチケットを購入。
私はブロックは「にわとり小屋」でした。
小屋て。小屋て。さすがは太陽と虎。抜かりない。
ブロック割りが発表されて、私のブロックは良い位置なことが判明。さんまは小屋に入るのか…それは少し疑問です。しかし中央寄り4ブロックは見やすいとは思いますが、端の4ブロックは流石に見づらいのでは…?という嫌な予感。
さて当日。前日夜遅くまで起きていたので、ゆっくりめに会場入り。クロークに荷物を預けていざリストバンド交換へ!あ、リップクリーム手荷物に入れるの忘れた…
チケットをもぎられリストバンドをつけてもらいようやく入場。この瞬間ってライブ・フェスに何回行っていてもわくわくしますよね。
リストバンド交換が2階だったので目の前の階段を降りてアリーナへ。どこもかしこも扉が開きっぱなしなのでもはや音漏れってレベルではない。でもこれが室内フェス。あるある。
アリーナでにわとり小屋を探す。各小屋まあまあな大きさ。1小屋が太陽と虎のキャパ以上はありそうな感じ。
にわとり小屋に到着。小屋の入り口で半券をスタッフに提示して小屋入り。おお、目の前がTAIYO STAGE!良い小屋です。
お隣のTORA STAGEではオメでたい頭でなによりが演奏中。彼らと、目の前のステージでセッティングしているのを交互に見る。
目当てその1 13:50〜 ベッド・イン
オメでたい頭でなによりが終わるとすぐに目の前のステージで音出し開始。
「「あっ、あ〜〜〜ん♡」」
「あ〜ん♡」「あっあっ♡」
響き渡るピンクなマイクチェックの声。
ベッド・インでは恒例行事です。
おみ足担当・かおりさん、ヒョウ柄コートがお似合いです…眩しい…
バックバンド・パートタイムラバーズとパイオツカイデー担当・ちゃんまいのギターの音出し。
ガガガSPのTシャツを着て紫のジュリ扇装備していたからか、何と最前列のトッポいお兄さんが「場所代わりましょうか?」と!お兄さんサンクスモニカでした…
そしてリハーサルではGOLDの快感を披露。
ここですでにテンション上がる上がる。
ベッド・インのお二人が「あとで本番行為しようネ♡」と袖に。はあ…タマランチ会長…
そして13:50ちょっと過ぎ。
照明が落ちジングルがかかり、SEと共にベッド・インwithパートタイムラバーズが出てくる。
♂×♀×ポーカーゲーム
男はアイツだけじゃない
〜〜しだるまタイム〜〜
女豹-PANTHER-
C調び〜なす!
がセットリストだったような。
恒例しだるまタイム(生着替え)の便利クンはピンチヒッター要員かつ補欠枠・花団。
花団のメンバーが袖でも舞台の上でもデレッデレだったのが印象的でした。
もう終始ジュリ扇ふってました。隣の性徒諸クンのお姉さんが低めにジュリ扇ふっていて「最前列で高くジュリ扇ふったら後ろの人がステージ見えんな…」と学習させてもらいました。でも抑えきれない場面もちらほら。だって無理!
C調び〜なす!でテンションMAX、つまりションテンガリアーです。音響がいまいちだったのと、もうちょっとステージが近かったら言うことなしでした。音響に関しては普通のライブハウスの方が良かったり…
ちなみにベッド・インは太陽と虎でライブしたことないそうです。彼女たち曰く「おマクラ大成功〜♡」だそうで。これもたまに言ってます。でも太陽と虎でライブがあるなら絶対行きたい。
撮影 石井麻木さん https://twitter.com/ishii_maki
目当てその2 14:20〜 巨乳まんだら王国。
ベッド・インの余韻に浸りつつ、にわとり小屋の中で隣のステージに一番近いところへ。つまり右端です。王国旗を配っていたのでひとつ貰うことに成功。これ、前から欲しかったのです。旗と言っても割り箸に紙を貼りつけてある手作り感溢れるもの。この手作り感が良い…!
すでにセッティングは終わっており、音出しの準備を開始。リハーサルはちん○毛。ち○ん毛の曲です。
巨まんを見るのは2017年の長田大行進曲以来2回目なんですが、曲名がね、ストレートすぎる。サブステージで結構な人を集めてて、袖で某ホルモンのメンバーも見てた…なんていう情報も。
時刻は14:20頃。ジングル〜SE〜メンバーの登場。イコマ教祖によるメンバー紹介!ダッチ○ワイフも2体います。どうやら王国には国歌もあるそうで。
国家斉唱
ちん○毛
(ちょっとだけ)肛門
割○礼カレー
69
セットリストの破壊力がすごい。ええ。69は英語読みしてくださいね。でもメロディは大体ヘビーで格好良い。キャッチーな曲もある。
旗をプリプリふりながら楽しむ。カレーあたりで、花団の方々がダッ○チワイフを膨らませてくれ!と教祖から命ぜられてました。その膨らませたものを客席にポーイ。客席でぴょんぴょんするダッチワ○イフ。うーん、カオス。で、見たかった69。教祖がおもむろに衣装を脱ぎだす。全身粗めの網タイツになる。股間には肌色のペ○ニバン。子どもには見せられないやつです。ビールカゴ2つの上で腰を振りながら歌う。ペニ○バンもフリフリ。うーん、カオス。
https://twitter.com/musiczooworld
目当てその3 16:10〜 セックスマシーン!!
バンド名がアレですけど、とても純粋な曲ばかりです。頭もよくなります。セクマシのおかげで円周率を小数点以下23桁まで言えるようになりました。
リハーサルはサルでもわかるラブソング。単純明解ですぐノれる曲。「聞こえなかったら話してる途中でもいいから、何てー!?って言って!」「はい、せーの!何てー!?」「…聞こえなかったら話してる途中でもいいから、何てー!?って言って!」途中で日野さんに制止される。やはりモーリーはMCが上手い。「ジングル終わったらすぐやるから!」と言ってリハーサル終わっても袖に引かず。
DAY1は対バン形式と言いますか、○○対決と銘打っているんです。ちなみにベッド・インと巨乳まんだら王国。は下ネタ対決でした。
セクマシと次の四星球は非常識対決です。何がどう非常識なのかと思っていたら、一曲目の君を失ってWOWの途中からまさかのメンバー全員ステージから降りるという。その間は花団が演奏をしてくれるという。非常識、いや非常事態。花団もはや何でも屋さん。タムタム、謎の打楽器、バンド旗を持って会場内を縦横無尽に練り歩くセクマシ御一行。2階席まで行っちゃう。そして聖地である太陽と虎の方向に向かって大合唱。ステージに戻ってきて花団と熱い抱擁。
昨日のつづきってやっぱり良い曲。
特に
布団が暑くてたまらない
ってところがね…わかりすぎる…
君を失ってWOW
頭のよくなるラブソング
春への扉
昨日のつづき
撮影 石井麻木さん https://twitter.com/ishii_maki
目当てその4 16:40〜 四星球
セクマシが終わって、BRAHMANを最前列で見るためにその場でそのまま四星球を見る。隣のステージなのにとても見づらい。端の小屋は絶対見えてない。これはクレーム来てもおかしくないぞ…
四星球のリハーサルはHEY!HEY!HEY!に出たかった。この曲を聴くと、四星球、夢が叶って良かったなあ…と心から思う。リハーサルが終わって康雄さんが「え、ここ(真正面)のブロック人少なないですか?一番少ない!これコケてますよ!明日もコケますね!」と客側の声を代弁…康雄さんわかってくれますか…
ジングルが終わり、康雄さんの声が聞こえる。「非常識対決。何と衣装が丸かぶりしました!」と言ったあとセクマシのモーリーと同じ格好で登場。U太さんは「祝 京都ミューズ29周年」と書かれた花をもって登場。モリスマンはパジャマ姿で枕を抱え、インフルエンザにかかったけどマスクもせずに登場。そして「まさやんはリハーサルの後に帰りました!みんな非常識です!」と康雄さん。まさやんはその後ドラゲナイの曲と共にダンボールのドラゴンに乗ってやってきました。ドラゴンの尻尾持っていたのが松原さんの息子さんで、その息子さんに「京都ミューズ29周年おめでとうございます!」と言わせる。非常識。
やっぱりね、四星球最高。めっちゃ笑った。ライブ職人やなあと思います。
言うてますけども
いい歌ができたんだ、この歌じゃないけれど
クラーク博士と僕
明日までkm
https://twitter.com/musiczooworld
目当てその5 17:20〜 BRAHMAN
BRAHMANの準備はスタッフさんのみでするみたいでした。楽器それぞれが音出ししてもリハーサルはなし。目の前のステージと柵の間にセキュリティ(ダイバーを受け止めて捌く屈強な男性たち)がぞろぞろと集まってくる。これはおそらく今日イチの人数でしょう。期待が高まる。
証明が落ちジングルが始まる。湧き上がる歓声と拍手。お馴染みのSEがかかるとステージ横のスクリーンにはステージの映像ではなくBRAHMANのロゴが写しだされる。メンバーが登場。その後TOSHI-LOWが1人で登場。初っ端がANSWER FOR...とは珍しいなあ…とか思ってたらTOSHI-LOWがステージを降りて客席に!小屋の間を歩いてたり小屋の中に入ったり、通常のライブなら終盤のパフォーマンス。今日のセットリストは松原さんのリクエストだそうで。松原さんGJです。
満月の夕の前の曲「今夜」でまさかの細美さんがゲスト出演してたし、タイムテーブルに「満月の夕対決!」って書いてあったし、まあ満月の夕は何かあるでしょ…と思っていたら想像を遥かに超えるものを見せてくれた。山口洋さんとコザック前田氏が出てきた。あのTOSHI-LOWとコザック氏が満月の夕を一緒に歌ってる…!もうこれだけでボロボロ涙が出てくる。ガガガSPの満月の夕を聴いて「何だこのアレンジは?」って思っていたそうです。でも、この曲は自分の為に歌うんじゃない。と言っていました。満月の夕やってくれてありがとう。コザック氏と歌ってくれてありがとう。スケジュールの関係でDAY1のおもしろい生き物の世界に出演なんでしょうけど、おもしろい生き物の世界でもいい、と出てくれたBRAHMANが格好良い。
あと、花団の方々がステージ脇で、脚でリズムを取ることもせずに背筋伸ばしてBRAHMANを見ていたことから花団の緊張感が伝わった。
ANSWER FOR...
鼎の問
SEE OFF
BEYOND THE MOUNTAIN
不倶戴天
今夜
賽の河原
撮影 石井麻木さん https://twitter.com/ishii_maki
目当てその6 18:00〜 ガガガSP
BRAHMANの余韻に浸りつつ、隣のステージが近いところへ。各楽器がそれぞれ音出しを始める。リハーサルはすばらしき人生。BRAHMANで涙腺ゆるゆるになっているので、リハーサルのショートバージョンでも涙が出てくる。
ジングルが終わり、SEが流れる。メンバーが出てくる。いつもより遠い距離がちょっと寂しい。青春時代、この曲のイントロ聴くだけでもう血が騒ぐ。線香花火でみんな大合唱&ダイバー続出。ガガガSPはやっぱりこうでなくっちゃね。セクマシのモーリー、メガマサヒデ、花団を呼んでガガガDXのにんげんっていいな。久しぶりにメガ氏見た。楽しそうで何より。にんげんっていいなの後に何やらスタッフさんとひそひそ話。「巻いてるそうなので、やる予定なかったのをやります!」と満月の夕。やる予定なかったんかーい!と心の中でツッコミを入れつつ涙。コザック氏がMCで「ワールドっていう舞台に立ててるのは松原のおかげ。縁があったからです。」みたいなことを言っていました。
ふとステージの袖を見るとたくさんのアーティストがいる。この光景は長田大行進曲を思い出す。やっぱりガガガSPはたくさんの人に愛されています。目をこらしてよく見るとTOSHI-LOWと細美さんの姿も見えた。晩秋が終わり、いつものメンバー紹介をしてステージからはけていったあと、コザック氏とTOSHI-LOWががっちり握手。そんな光景が見られるなんて夢のようでした。ガガガSPとBRAHMAN、いつか太陽と虎で2マンしてほしいなあ。
コザック氏が口に水を含むたび「いつもみたいに吐き出すんじゃないか…」とハラハラしたのは内緒。
青春時代
線香花火
国道二号線
つなひき帝国
にんげんっていいな
晩秋
https://twitter.com/musiczooworld
大満足でした。最高のライブ初めとなりました。スタッフの皆さん、演者の皆さん、そして松原さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。来年こそは本当の10周年をお祝いしましょう!!
今年は太陽と虎に何回行けるかな。楽しみ。
セトリやMCの内容など間違いがあればごめんなさい…
ワールド側からの条件かもしれませんが、やっぱりあのブロック割りにはちょっと疑問。端のブロックからステージがあまりにも見えない。ブロック割りの画像と本物が違いすぎる。あれでアリーナが同じ金額というのはどうかな…というところ。来年も開催するなら、もう少しだけ改善をしてほしいですね。