鼎の問

音楽関連備忘録

『ゲストボーカル感謝祭』~バラードワンマン~(07/13)

セックスマシーン!!『ゲストボーカル感謝祭』~バラードワンマン~(07/13)@旧グッゲンハイム邸

 

小雨の降る旧グッゲンハイム邸は趣がありすぎました。

旧グッゲンハイム邸とは、100年くらい前に外国人が建てて住んでいたお屋敷。今は誰も住んでおらず、イベントや結婚式が開催されたりします…と言えば良いでしょうか。つまり今回はライブハウスでのライブではなくお屋敷ライブです。初めて来ましたが、ちょっとだけ迷いました。

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外観はこんな感じです。まさに洋館。

玄関?まで行くと下駄箱があり、靴を脱ぎます。ちょっとびっくりしましたがよく考えたらここはお屋敷、そりゃ土足厳禁ですよね。下駄箱の横にこんな貼り紙が。

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会場はこんな感じです。普通にアンプやスピーカーが用意されていますね。割と爆音なのでしょうか。

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椅子が用意されていました。なんたってバラードワンマンですからね!椅子がまた可愛いです。

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椅子の上には「唱歌 凪」と書かれた紙が置いてあります。ロックバンドで唱歌とは…???

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今回の手売りチケットです。可愛い!プレイガイドで買うと味気ないチケットですが、物販での手売りチケットはこういうデザインがあったりするので良いですね。

 

セックスマシーン!!について。

バンド名がアレですが、バンド自体・曲に下ネタ要素は一切なく、真っ直ぐな曲ばかりの神戸出身のバンドです。本人たちも「バンド名変えたい」と思っているみたいで、「バンド名変えたい」という曲があるくらいです。ボーカルの森田さん(モーリー)は目を引くダメージデニム(ダメージデニムの概念を覆される)、白いバンドTシャツ、指ぬき軍手、首に巻いている赤いバンドタオルがステージ衣装です。

 

ステージを見ていて、演者が出てくるところがないな…どこから出てくるかな…とか思っていたら後ろからヌルッと入ってくるパターンでした。でもモーリーがいない。モーリー以外がステージに着くと、ドラムセットの後ろのカーテンが開いてモーリーの頭が見える。「ちょっと待ってて!」とスピーカーからモーリーの声が聞こえます。後ろからモーリーが走ってやってきて「脚立がない!」と言います。どうやら本来は脚立があって、窓からモーリーの全身が見えるようになっていたみたいです。日野さんが「誰やこんなとこに脚立置きっ放しにして!って撤去されたんやろな」と的確なコメント。

モーリーが「今日は親族が沢山来ています。」と緊張した面持ちで言いました。「楽しみ半分緊張半分です!」と始まったのは 昨日のつづき 。どうやら本気で緊張していたようで、色んな曲の色んなところを間違えていました。歌詞をド忘れし、演奏するのをやめた曲も。素人目に見ても「あ、間違えた…」と思うような箇所がありました。「みんな調子はどう?俺は絶好調!」とモーリーが言います。間違えまくった後に「今の心境です。」と始まったのは ムリなんす 。会場はもう爆笑。モーリーが「バラードの意味を調べたの。叙事詩なんだって!オレ オマエ スキ!(サルでもわかるラブソングの歌詞)なんかは抒情詩ですね。」といい笑顔で教えてくれました。

先ほどの唱歌ですが、どうやらセクマシの持ち歌だったみたいです。モーリーが伴奏して、メンバー・観客全員が起立して歌う。バラードですねえ…。ロックバンドに唱歌があるのはおそらくセクマシだけでしょう。

そんなこんなでライブは終盤へ。本編最後の曲が終わると会場が暗くなってアンコールへ。アンコールでは、歌詞をド忘れした曲が入っているアルバムを物販で自腹で購入し、歌詞カードを見ながら歌うという異例なアンコールでした。アンコールが終わったー…と思いきやダブルアンコールの雰囲気。まさかと思うとメンバー再登場。「椅子片付けよう!」ということで全員で椅子の片付けをしました。そのあとステージの前に集まって サルでもわかるラブソング を演奏。抒情詩!「ちょっとテンポ落とす」ということで、Bメロからのサビはいつもよりゆっくり目に演奏。「さらに落とす」と言うといつもの半分くらいのテンポに。「握手して回る!」とモーリーが言うのでみんな次々握手をしてもらいます。さながらディナーショーのようでした。

ダブルアンコールも終わり、靴を履いて玄関を出てふと2階を見てみるとギターの近藤さんがいて目が合いました。手を振ると手を振り返してくれました。個人的にツボだったのがドラムのケンオガタさんの衣装。可愛かったです。シャツ+サスペンダー+チノパンは反則ですね。雨の旧グッゲンハイム邸、雰囲気がとてもとても良かったです。駅からのアクセスも良いので他のバンドも是非ここでライブしてみてほしいですね。趣向を変えてアコースティックライブとかも良さそうです。

 

MCは私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

ネコフェス KUDAKENEKO ROCK FESTIVAL 2019(06/23)

ネコフェス KUDAKENEKO ROCK FESTIVAL 2019(06/23)@神戸各ライブハウス

 

ネコフェスの存在は以前から知ってはいたものの、行ったことはなかったフェスです。

フェスと言っても屋外ではなく、神戸のライブハウスを何件か貸し切っているライブハウスサーキットです。ライブハウスなので雨でもへっちゃらです。

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今年の会場はこんな感じでした。一番大きい会場は…CHICKEN GEORGEですかね。

VARIT.〜KINGS X〜太陽と虎

この3か所は結構距離があります。それぞれの間は徒歩10分くらいはあるかと。他の会場は徒歩5分圏内です。VARIT.とCHICKEN GEORGEと太陽と虎はよく行くライブハウスですが、他の会場はほとんどが初めて行くライブハウスです。場所もいまいち把握していない…。

タイムテーブルを見ると2会場くらいしか行き来するだけでよく、それ以外は動き回る予定ではなかったので下調べは全くしませんでした。

 

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タイムテーブルはこちら。

全9会場でそれぞれみっちりアーティストが入っています。

ネコフェスでは「トップバッター指名制度」を取り入れており、チケットを購入する際にどこの会場でリストバンドを交換・入場するかを選べるようになっています。私はクラブ月世界からの入場をチョイス。

 

目当てその1 13:30〜 クリトリック・リス@クラブ月世界

クラブ月世界は初めて行くところ。どんなところかと思えばキャバレーでした。味園ユニバースのちっちゃいバージョンと言えばいいのでしょうか。

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ボックス席がいっぱい並んでて、前にはステージがある。2階はどうやらバーカウンターみたいです。開演までの待ち時間に、売り子さんが看板持って歩きまわってました。

クリトリック・リスはスギムさんっていう丸坊主のおっちゃんが、後ろで音楽流しながら1人で歌う…っていうスタイルなんですが、ファン層は幅広いです。若い男女からスギムさんくらいの年齢のおっちゃんまで。ステージ衣装はパンツ一丁。名前と格好はアレですが曲は青春パンクをも彷彿させる泥臭い感じ。

さて開演。スギムさん登場。今日も光輝いていました。途中でスモークをめっちゃ焚くのでちょっと煙い。ずっと前のメガマサヒデ氏との2マンライブで、スギムさんが焚いたスモークめっちゃ多かったなあ…一生分のスモーク浴びたなあ…とか思い出しました。

観客がわーわー言うと「うっさいうっさい!黙れ!」とスギムさんが言う。前の方にいた若い女の子には「何を勘違いしたのか」とか言う始末…。まあでもこれは通常運転。途中でボックス席のソファのふちを歩いたり、会場を歩きまわったり。さすがサブステージの王様。奥の方まで観客がいたのでみんな喜んでいました。終盤の1989!の一体感は良かったです。

 

目当てその2 14:35〜 ベッド・イン@KINGS X

クラブ月世界を抜け、神戸の山側を駆け巡りKINGS Xへ。もう少しすると入場規制かかるところで滑り込みセーフ。あ、危ない…。こちらも初めて来たライブハウスですがちっちゃい!太陽と虎の半分2/3くらい。入ると音出しが始まっていました。恒例のお色気マイクチェックも健在。リハーサルは GOLDの快感 。しかも2回戦!1回戦が終わるとかおりさんが「みんな、欲しいもの(=PAさんたちへのセッティング)言ってごらん…♡」とパートタイムラバーズ(バックバンド)に言う。いつもは「抱くぜ…」くらいしか言葉を発しないギターのキヨ様が「○○ください」と言っていたのが新鮮でした。

「今日はプロレスラーのPOGOさんの命日なの」とPOGOさんのTシャツを見せてくれるかおりさん。プロレス通ガーサスです。

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リハーサル2回戦も終わり「あとで本番行為しようね〜!」とはけていきます。

 

SEがかかり「そ〜れっそ〜れっ♡」の声で登場するベッド・イン。しかし一旦楽器を手に取ると睨みをきかせる。ゲロマブ。

ネコフェスには3年連続で出られているそうで「おマクラ大成功〜!」「アルカラ(主催バンド)兄やんと淫グリ悶グリしまして」なんてことを言いつつ。実はクラブ月世界でアルカラとベッド・インがコラボしたカクテルも販売してたのですが、ベースにアブサンが使われていたので飲む勇気が出ず見送りました…。

ションテンガリアーでジュリ扇振りまくっていたら汗だくになりました。KINGS X空調全然効いてないぞ…大丈夫か…。

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豊満なちゃんまいボディ。
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かおりさん逆光アプシー。
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しだるまタイムをちゃんと入れてくるところ本当に好きです。

「この後16:20からクラブ月世界でバブル講座するから来てちょんまげ〜♡」としっかり宣伝して帰りました。もちろん行きます。

 

セットリスト

01.♂×♀×ポーカーゲーム

02.男はアイツだけじゃない

03.あゝ無情

04.「男」

〜〜しだるまタイム〜〜

05.C調び〜なす!!

 

目当てその3 16:20〜 ベッド・イン バブル講座with 疋田武史@クラブ月世界

場所は戻りましてクラブ月世界。

アルカラのドラム(疋田武史さん)をバブルメイクしちゃうぞ♡という狂気のコーナー。女性もバブルメイクしちゃう!ということでクラブ月世界のバーカウンターのお姉さんも参戦。この2人がどうバブルオンするのか楽しみです。

こちらも入場規制がかかる前に入場。ベッド・イン人気がすごい。みんなワンマン来たら良いよ。楽しいよ。

ベッド・インのカバーアルバムEndless BubbleをSEに4人が登場。やっぱりキャバレー空間にベッド・インはぴったりマッチする。

どんなイメージでいくか?ということで、疋田さんは吉川晃司さん風、お姉さんは荻野目洋子さん風でいくことになりました。メイク担当はかおりさん、ヘア担当はちゃんまい。メイクはお姉さん、ヘアは疋田さんからすることに。かおりさん大胆にピンク?赤?のシャドウを塗り塗り。眉もパウダーで太くしていきます。リップは赤でデーハーに。ちゃんまいはジェル?ポマード?でオールバックに。一筋だけ前髪が垂れているのが性癖だそうで、ここにこだわります。

それぞれひと段落したところで「スワッ○ピング〜♡」と言いながら相手を交換。ちゃんまいはお姉さんの前髪を外巻き前髪にします。ヘアアイロンで器用に巻いていきます。その後ケープで固めるのですが「ハエが死ぬ」くらいかかるのがコツだそうで…。かおりさんはパウダーで眉を太くします。その後「トッポいメンズはこれよね♡」と紫のシャドウを塗り塗り。ドギツイ色でチークを入れていきます。これはすごい…。お姉さんにグッズのボディコンジャケットを着せジュリ扇を持たせ、疋田さんにもジュリ扇を持たせたら完成!

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before
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after

2人とも鏡を見て驚いていました。見事バブルオンしましたね!疋田さんはこの後すぐこの格好でアルカラとは違うバンドでドラムを叩く予定だそうです。お姉さんもこの格好でバーカウンターにいます!とのことでした。

面白いものが見られて満足です。

 

目当てその4 18:55〜 セックスマシーン!!@KINGS X

ゲストボーカルしにKINGS Xへ急ぐ。セクマシ の観客はみんなボーカルなのです。物販で7月のライブのチケットを無事ゲットできて安堵。良かった…!

リハーサルは 猿でもわかるラブソング 。ボーカルモーリーは客席まで降りてきて「まだ全然いけるな!今はまだプライベートだ。よし、写真撮っていいぞ!#セクマシ もっと詰めたら入る でツイートして!」と言ってました。そしてステージに戻ってリハーサルをして、彼は戻っていきました。

いつものSEがかかりメンバーが登場。

「一歩ずつ前来て!」そう言われると2、3歩前に行ってしまいますね。モーリーの謎の「俺はおっさんが好きだ」から、おっさんが前に前に押し寄せてくる。前方おっさんだらけ。ベッド・インのときと同じく、KINGS X空調全然効いてない。暑い…。

本来ならばセクマシの終わりは19:30。しかしタイムテーブルに「セクマシVo森田がライブの途中で飛び出して行った場合地下のBASEの方でライブが続行されます。その場合セクマシの演奏時間は最大20:30までになりますのでご注意ください」セックスマシーン!!フォーエバー!!と書いてあります。最近のセクマシはマイクケーブルが異様に長いものを使用しており、会場の外に飛び出してライブを続ける…なんてことがよく起こっています。これを踏まえてのタイムテーブルなのでしょう。どうなるのかワクワクしてました。

…やっぱり飛び出して行きました。ついて行くと「そっちから運んできてー!」とKINGS Xに繋がってるマイクで叫ぶ。そうすると機材がどんどん運ばれてくる。その間に観客とドラムのタムタムで太鼓勝負するモーリー。これぞ自由です。機材のセッティングが終わり、メンバーも入ってきて、太鼓勝負から軽いセッションみたいなのが始まります。バンドのセッション…ちょっと貴重ですね。そしてライブ再開です。やっぱり リンドバーグを聴きながら は名曲…。結構新譜からの曲も多かったのが印象的でした。ライブが終わると、何やらアンコールをやりそうな雰囲気。いやいや、ライブハウスサーキットですよ?ええ??とか思っていたらアンコール開始!そしてまたKINGS Xの方に飛び出して行くモーリー。自由すぎる…。「楽屋にピアノがあるから待ってて!」とキーボードを持ってきて1曲だけやって「もうこれで終わり!何も出ないからね!!」と言って終了。主催のアルカラより待ち時間多いとは。見事なセクマシフォーエバー!!でした。

 

ネコフェス大満足で終わりました。雨が降っていた時間帯もありましたが、やっぱり屋内なので問題なしでしたね。各会場の入場規制もネットで見られたので良かったです。アルカラの皆さんお疲れさまでした。来年も頑張って開催してください!

 

MC、セットリストは私の記憶を頼りに書いています。間違っていたらごめんなさい。

祝!”Endless Bubble 〜Cover Songs Vol.1〜”発射記念ツアー(05/02)

ベッド・イン TOUR 2019 祝!”Endless Bubble 〜Cover Songs Vol.1〜”発射記念ツアー(05/02)@大阪MUSE

 

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やってきましたベッド・インのおギグ(ベッド・インのライブは、おギグと表現されます)。

ワンマンは去年の夏以来かな?そのときも同じく大阪MUSE。ここのライブハウスは狭め。太陽と虎よりちょっと大きいくらい。キャパは300人くらい。地下ではなく4階にあるのがライブハウスにしては珍しいです。

 

ゴールデンウィーク真っ最中ということで開場・開演が早くて助かりました。

ちなみにベッド・インのおギグは撮影ケーオツなのです。念のためモバイルバッテリーを鞄に入れておく…。

入場して待っていると「ス〜ペネットスペネット♪(フウ↑フウ↑)夢のスペネット北岡〜♪」とBGMが流れ、ベッド・インのマネージャー・スペネット北岡さんの物販紹介のコーナーが始まりました。

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ジャパ○ネット風に物販紹介してくれる楽しいコーナーです。客の「お高いんでしょ〜!?」にもちゃんとノってくれる。値段を言うときには「何と!3000万円!!」とかバブルっぽく言ってくれる。ワンマンのときは衣装チェンジ中にコーナーがあったんですが、今回は前座とのことでした。開演までの待ち時間は正直暇なので前座大歓迎です。

今回はベッド・インを全然知らない友達を誘ってみたら「行くー!」と来てくれたんです。良い奴すぎます。

 

物販紹介が終わり、少し経つとSEが流れパートタイムラバーズ(バックバンド)が出てきました。このメンバーは性徒諸クン(ベッド・インのファン)にも人気。続いてお二人も登場。きゃーのきゃーの。極太ストライプのジャケットがマブイです。

1曲目は あゝ無情 。CDでもかなりクオリティ高いのですが、生も相当クオリティ高いです。やっぱりかおりさん歌上手すぎます。続いて 「男」 、♂×♀×ポーカーゲーム 。

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カバー曲たちはおギグでは、こういう合いの手?が入るのか…と学習。

3曲が終わりここでMCが始まります。

お決まりのイカ臭くない!?!?」からの

f:id:atamaga_happyset:20190503224951j:imageチェリーボーイ
f:id:atamaga_happyset:20190503224946j:imageチェリーボーイ
f:id:atamaga_happyset:20190503224943j:imageひとつ飛ばしてJ.BOY
f:id:atamaga_happyset:20190503224940j:imageハマショー♡ってか!?

いつものギロッポンジョークです。もう楽しい。そしてジャケットを脱ぎ脱ぎ。デーハーなボディコンスタイルになりました。

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続いては 嵐の素顔 、GO TO HELL...! 、CO・CO・ROグラデーション 。嵐の素顔 でのかおりさんの振り付けが本家完コピで素敵でした。

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そのあとのMCで、 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。 の振り付けをレクチャー。「みんな上手♡」とお褒めの言葉。

 

MCのあとは、 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。 、 CHA-CHA-CHA 、 Sexy Music 。

f:id:atamaga_happyset:20190503231857j:image君たち〜のかおりさん。笑顔で踊る姿がとても可愛いです。

f:id:atamaga_happyset:20190503232135j:imageSexy Music の振り付けは本家と同じです。

 

さてここで、お待ちかね!のベッド・インと歌おう!のコーナーです。 目を閉じておいでよ はマキタスポーツさんとのデュエットで、そのマキタスポーツさんパートを性徒諸クンが歌う…とかいう夢のような企画。事前に応募箱に紙を入れておくスタイルです。

抽選の模様がこちら。

f:id:atamaga_happyset:20190503232624j:image昇天ちゃんまい。

最前列の男性性徒諸クンが選ばれてました。これは緊張しますよね…!でも最後までちゃんと歌いきってらっしゃいましたよ。羨ましいです。続いては 劇場の恋 、GOLDの快感 。この2曲はテンションがブチ上がりますねー。

 

ここで恒例のしだるまタイムです。また脱ぎます。水着姿も素晴らしいです…!

Conscious〜闘う女たち〜 、C調び〜なす! 、 限界LOVERSで本編は〆。限界LOVERSのドラムが迫力あってすごいなあ、とCDを聴いてて思っていたのですが、おギグはおギグでゴイスー…。これは叩くの大変そうです。

 

曲が終わるとメンバーたちははけていきます。

客席からアンコールならぬ「マン○コール」の大合唱が始まります。余談ですが「マン○コール」はBEAT CRUSADERSのライブでもあったそうです。なので割と昔からあるっぽい。

 

少し経つとベッド・インとパートタイムラバーズが再び登場。全員グッズのTシャツに着替えています。ベッド・インのお二人は「彼Tみたいでしょ?♡」と水着の上から大きめサイズを着ています。

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アンコールは 離れていても... 、 Show Me Power (新曲?) 、 男はアイツだけじゃない でした。

途中でメンバー紹介がありました。

Ba.アダ○ムタッチ高橋さんは自分の運の悪さをトーク。Dr.スローセ○ックス石島さんは「たこ焼いてる??」から始まる謎のトーク。ベッド・インのお二人は塩対応…。かおりさんageしまくって「今日のところは許してやるわ。」と、ちょい照れなかおりさん。Key.舐める派JAPANさんは、皆の知らないちゃんまいをトーク。サンドイッチの食べ方が可愛いそうです。Gt.ポリネシアン・キヨⅡ世さんはお決まりの「抱くぜ…」です。ちなみにメンバーの名前は性癖を考慮してつけてあるそうです。想像したくないですね。

f:id:atamaga_happyset:20190504144535j:image塩対応のお二人。

 

曲が終わり、ライブハウス全体で写ルンです(写真の意)を撮り、退場していく皆さん。

ベッド・インのお二人は「ドロンしまぁす♡」と言いながら水着をぐいっとTバックにしながら帰っていくのが恒例。

f:id:atamaga_happyset:20190504144612j:imageドロンしまぁす♡の図。

 

久しぶりのベッド・インのワンマン○おギグ、とても楽しかったです。友達も楽しめたみたいで良かった…!

 

終演時間は19:30頃。連休真っ最中の夜に繰り出してもまだまだケーオツな時間。楽しい休日をサンクスモニカでした。

 

セットリスト

01.あゝ無情

02.「男」

02.♂×♀×ポーカーゲーム

03.嵐の素顔

04.GO TO HELL...!

05.CO・CO・ROグラデーション

06.君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。

07.CHA-CHA-CHA

08.Sexy Music

09.目を閉じておいでよ

10.劇場の恋

11.GOLDの快感

〜〜しだるまタイム〜〜

12.Conscious〜闘う女たち〜

13.C調び〜なす!

14.限界LOVERS

en 01.離れていても…

en 02.Show me power

en 03.男はアイツだけじゃない

 

MCの内容が間違っていたらごめんなさい

PROUD GLOOVE OSAKA 2019(04/14)

PROUD GLOOVE OSAKA 2019(04/14)@umeda TRAD

 

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待ちに待った4月唯一のライブ。

今回のライブは真昼間から夜にかけてのイベントです。出演バンドは全10組!ザ50回転ズのダニーの言葉を借りるなら「脂っこい」。

このイベントは十三FANDANGOが主催している東北復興支援のイベントです。東北の復興・支援をしている団体「東北ライブハウス大作戦」、「幡ヶ谷再生大学」のブースもあり、会場には募金箱が設置してありました。

再入場可能なので、入場のときに手の甲にスタンプをぺたり。ライブハウスのスタンプってどれだけ洗っても、翌日まで残るからあんまり好きじゃない…。

 

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13:00〜 ザ50回転ズ

「やってきましたPROUD GROOVE OSAKA!」とギターのダニー。高速で50回転ズのテーマが始まる。この曲始まりも良いけど、終盤にこの曲持ってくるセットリストもまた良い…。続いてはベース・ドリーがボーカルのサンダーボーイ。そして久しぶりのサムクックが聞こえる。バラードは好きじゃないけど、この曲は好き。その後は定番の流れ。

やっぱりダニーはしゃべりが上手い…。何回も聞いているようなMCでも笑ってしまう。単発の自主企画も良いけど、また近いうちにツアーをしてほしい。

 

01.50回転ズのテーマ

02.サンダーボーイ

03.ちんぴら街道

04.夢見るタイムトラベラー

05.サムクックが聞こえる

06.Vinyl Change The World

07.YOUNGERS ON THE ROAD

08.おさらばブギウギ

 

 

16:20〜 KING BROTHERS

西宮のバンド。ギターボーカル(向かって左側)のマーヤさんは通称西宮の狂犬。ぶっ飛んだライブパフォーマンスをする方です。

マーヤさんが「ニ・シ・ノ・ミ・ヤ!」と叫びながら、観客の上を自由自在に転がって(転がされて)いく。通常運転ですね。久々にKING BROTHERS見たけど、マーヤさんの声は結構チバさんに似ているのでは?と個人的に思う。とか言うと双方のファンからそれぞれクレームが来そうですね。マーヤさんが「間違えてFANDANGOに行きました!誰もいませんでした!」と言っていて、笑いが起こる。天然か。で、だんだんマーヤさんの衣装が薄くなっていく。ジャケットを脱ぎ、ネクタイを取り、シャツが全開になり、両袖をちぎる。最後は半裸に。スギちゃんも真っ青のワイルド具合。マーヤさんが「ロックンロールに上着はいらない!」と叫ぶ。

終盤になるとドラムセットをステージから客席に降ろす。客席で演奏するお決まりのスタイル。マーヤさんははちゃめちゃですが、割と言葉遣いは丁寧。「楽しんで帰ってね!」みたいな。笑った顔が可愛い西宮の狂犬でした。

 

 

18:00〜 THE NEATBEATS

スーツ姿でリーゼント(と言ってもヤンキー的なアレではなくオールバックみたいな感じ)の4人バンド。機材もヴィンテージ物を使っているらしく、照明も裸電球みたいな色味のみでライブ中に移り変わったりしない。格好いいロックンロールバンド。

リハーサル中に「もうやってまうか!」とそのまま本番。PANさんが「今回持ち時間は30分。ニートビーツの良さは5%も伝わりません。消費税以下です。」と言う。初めて行った散髪屋さんで結構髪を切られたらしく、「こんな短かったらリーゼント出来ひんで、これ下ろしたらスポーツ刈りや!リーゼントのリの字もあれへん。もう、スや、ス!」とボヤき。でも素人から見たらどこが悪いのかよくわからなかったです。

リーゼントはダメダメかもしれないけど、演奏はやっぱり素晴らしい…。THE NEATBEATSは半年〜1年くらいのペースで対バンとかイベントで見るけど、いつ見てもMCキレッキレ。私が知りうるバンドマンの中で一番MCが上手い。MCばっかり集めたDVDがあったら買うかもしれません…。PANさん曰く、コールアンドレスポンスは「持ちつ持たれつ」

 


19:40〜 STANCE PUNKS

時間の都合上、途中までしか見られませんでした。

始まりはラモーンズのロックンロール・ハイスクールのカバー!いいですね…!STANCE PUNKSラモーンズナンバーをたまにしてくれる。そういうところ好き。その次の曲で客席でモッシュが起こる。ああ、見慣れた風景。熱気に包まれてきたところで泣く泣くライブハウスを後に…。

 


最後尻すぼみな感じでしたが、大満足な1日でした。

こういう毛色のバンドの客層は、落ち着いている人が多いから安心してライブが見られます。ディッキ族なんてまずいない。

十三FANDANGOの移転地も発表されましたね。大阪の堺で、十三とはまた離れた地に移転するそうです。新しいライブハウスはどんな内装になるのでしょうか。楽しみです。PROUD GROOVE OSAKA、来年も期待。

 

 

 

セットリスト、MCの内容が間違っていたらごめんなさい。

日本最古の青春パンク街道一直線 2000-2003 (03/02)

ガガガSP「日本最古の青春パンク街道一直線 2000-2003」(03/02)@東加古川STAR DANCE

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楽しみにしておりましたツアー初日。対バンはbachoとMuscle Dockingです。時間の都合上ガガガSPから見ることに。

昨年末の長田行進曲でツアー発表のとき、コザック氏が「初日は加古川のスターダンスやぞ!誰が来るねん!!」と言っていましたが、まさかまさかのソールドアウト。私もまさかソールドアウトするとは思ってなかったです。(失礼)

初めて行くライブハウスでしたが、場所は知っていたので迷わず行けました。建物は高床式倉庫みたいな感じで、3階が事務所、2階がライブハウスでした。外観はこんな感じ。派手。

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受付でチケットを渡してドリンク代を支払う。ここは600円でした。ドリンク代500円のところは結構少なくなりました。今度また消費税上がったらドリンク代いくらになるのでしょうね…。

扉を開けると横長のフロア。見渡す限り人で埋まっていました。キャパは太陽と虎よりちょっと多いくらいですか。それにしても暑い。Muscle Dockingのステージを横目で見つつ、クロークで荷物を預けて身軽に。Muscle Dockingが終わり、次はいよいよガガガSP

会場が暗くなり、SEが流れる。またSEが変わってました。しょっちゅうSEが変わるバンドです。メンバーが登場してきました。コザック氏の半パン+雪駄のスタイル久々に見ました。最近は長パン+スニーカーばっかりだったので、これも懐かしい感じです。

1曲目は ローアンドロー 。もうこれだけでテンション上がります。 ローアンドロー 始まりのライブはなかなかないです。次は 日暮し 。ライブでするのは久しぶりなのではないでしょうか。まあこのツアーはそんな曲ばかりなんですけどね。 一本道 はライブで初めて聴いたかもしれないです。国道二号線の脇にあるライブハウスで 国道二号線 を聴けたのはアツい…。コザック氏曰く、2000年初頭で一番イントロが綺麗な曲。私もそう思います。日本語パンクロックの諸君達を語る をライブで初めて聴きましたが音源を完コピ。完全に身内ノリで、初見の人からしたら「何これ…」となるのは間違いないやつです。でもメンバーが心底楽しそうにしてて良かったです。音源知っている人なら楽しめたのでは?本編最後の 世界は二人のために は「二人」のところを加古川にして歌ってくれました。

加古川のため 世界はあるの

加古川中心に世界が回っていたら愉快だろうなあ…。アンコールの 晩秋 では、恒例のダイバーで前が見えない現象。最後の 明日からではなく はコザック氏がフロアの中心に降臨。スタンドマイクで独唱スタイル。年末の長田行進曲でもやっていましたが、これ結構グッときます。メンバーがはけていくときにかかってた曲は新曲だったみたいです。たぁじんが言っていました。

会場を出ると珍しくセットリストが貼り出してありました。

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空調が全然効いてなくて、途中から酸欠になりかけていたのでMCの記憶が断片的すぎる…。そんな曖昧な記憶で印象的だったのをいくつか。

コザック氏が「僕の中で「2大スター」っていうのがあって。神戸のスタークラブ(※注 神戸の有名老舗ライブハウスです。)と、ここSTAR DANCEなんですけど。この2大スターをソールドアウトさせるのが夢でした。今日その夢が22年越しに叶ったぞーーー!」って言っていましたね。何せSTAR DANCEでライブするのは17年振りだそうで。2002年って青春パンクが流行していた当時なんです。その当時でもソールドアウトしていなかった。でも青春パンクの流行が終わっている2019年にソールドアウトしている事実に胸が熱くなりました。ライブ冒頭に「昔はライブしたら翌日にまたライブがあったりして、次!次!って感じで毎回のライブを噛みしめることがなかった。でも今回はちゃんと噛みしめたい。」というようなことも言っていました。

あと、ライブで滅多に話さないたぁじんが「兵庫を東と西でわけるのって好きじゃないけど、西側、好きです。」って言っていたのはちょっと嬉しかったです。「その西側で全然ライブせえへんけどな!」ってコザック氏にツッコまれていましたが…。

 

本編は初期の曲をするにしてもアンコールは最近の曲をやるだろうな…と思っていたのですが、アンコールまで初期の曲で固められていてびっくり。想像より本気度が違いましたね。

何よりコザック氏が生き生きして楽しそうにライブをしている姿を見られてとても嬉しかったです。退院してからは、ちょっと無理しながらライブしていたように見えていたので…。

 

コザック氏発案のこのコンセプトツアー。なかなか面白いものだと思いますよ。他の公演行く方は是非楽しみにして行ってください。

こんなライブ見せられたら十三FANDANGOの公演も行きたくなってしまう…!

 

MCの内容は私の記憶を頼りに書いてます。間違っていたらごめんなさい。

オナニー・グラフィティ♪レコ発ツアー2019〜BAKA IS NOT DEAD!!〜大阪編(02/10)

オナニー・グラフィティ♪レコ発ツアー2019

〜BAKA IS NOT DEAD!!〜大阪編(02/10)@十三FANDANGO

 

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ライブハウスに行くのは今年これが初めて。

しかも十三FANDANGO。読み方は「じゅうそうファンダンゴ」。

このライブハウスは大阪でも老舗かつ有名なんですけど、今年の7月には移転するそうです。移転といっても移転先がまだ決まってないとか。色んな事情があるみたいです。もし移転じゃなく閉店…ってなったら悲しすぎるので、何とかして移転の方向で頑張ってほしいところです。

でもFANDANGOはまだ5回くらいしか行ったことないですね。駅から近くて良いのですが、割と狭いし、ステージが客席より30cmくらい高いくらいだし、ステージとの柵もないのでアーティストの好みが別れるのではないでしょうか。私はあの距離感は好きですよ。柵がないので端の方で見るしかないですが…。

 

この日はオナニーマシーンガガガSPの2バンドかと思っていたのですが、O.Aがいることが前日に判明。THE NUGGETS。…聞いたことないバンドです。今回の目当てはガガガSP

 

開演から少し経ってから入場。THE NUGGETSが演奏中でした。ボーカルが見事なリーゼント。曲調はロックンロール寄り?

MCを聞いていると彼らまさかの24歳。年下…年下!?ボーカルは私より普通に年上に見える。世の中奇妙なことがたくさんありますね。

 

THE NUGGETSが終わり転換へ。ガガガSPのメンバーが出てきて音出し。ドラムはライブハウスのを使用していました。

 

会場BGMが切れ、照明が落ちる。流れるSE。この瞬間もワクワクするうちのひとつ。

ライブハウスはステージ脇からメンバーが登場することがほとんどなんですが、十三FANDANGOは客席横の階段から登場するのです。変わってます。

今回のセットリストは以下の通り。

 

01.青春時代

02.ヘイミスターアンダーグラウンドマン

03.月影

04.元町サンセット通り

05.秋までに

06.忘れられない日々

07.自衛隊に入ろう

08.たたひたすらの日常アナーキー

09.線香花火

10.青春狂時代

 

来月から初期曲のみを演奏するコンセプトツアーが始まるので、今のうちにやれる曲をやっときます。みたいなことを言っていました。だからかちょっとレア寄りのセットリストでしたね。アナーキー、ヘイミスターなんて本当久々でした。

柵がなくてもモッシュやダイブは起きるもので、普段のライブハウスよりは抑え気味ではあるけど普通にモッシュ・ダイブしてました。コザック氏の水撒きも久々に見たような。

このレコ発ツアーには名古屋公演もあったそうですが、名古屋公演は断念したみたいでした。でもイノマーさんがガンになる前からこの対バンは決まっていたそうで「気遣わせましたね。」と山本さん。すかさずコザック氏が「それが余計気遣わせとるわ!」

青春狂時代をする前にコザック氏が「うちの持ち時間は40分なんですよ。40分で10曲なんてまあないです。久々にうち見るお客さんもおるやろからMC短めにして曲をやる。でもそれを巻くか押すか昨日ずっと考えてました。オナマシもいっぱい見たい、でもうちが巻いたらあの人がステージに立つ時間が長くなる。」と。

結局45分くらいで、ちょっとだけ押してガガガSPは終わりました。イノマーさん頑張れ。

 

ガガガSPが終わってドリンク交換して、後ろの方で飲みながら転換見てたら隣がやたら照明当てられて明るい。何かと思って隣見たらTEN○GAタワーが。

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オナマシのレコ発ポスターに、TE○NGAの山に埋もれるメンバーが写っていたのを思い出す。ああ、そういうことね…

 

イノマーさんの話。

オナマシのベースボーカル。昔はとある音楽雑誌の編集者だったそうで。

そんなイノマーさん、去年口腔底ガンを患って舌を切除。喋ることはおろか飲食も困難になる。でもアルバム発売&手術成功を記念して東阪ライブ開催をすることに。音楽しているひとって何でこんなに強いんでしょう。松原さん然りイノマーさん然り。松原さんは「音楽の力」とよく言ってますが、本当なんでしょうね。

 

会場が暗くなりSEがかかる。階段からメンバーが降りてくる。イノマーさんも降りてくる。顔色ちょっと悪そう。

オナニーマシーンです!よろしくお願いします」

と書いてある紙を掲げるイノマーさん。

曲が始まる。イノマーさんが歌いだす。オナマシの曲全く知らないし、正直曲の半分くらいまでは何を言っているのかさっぱりわからなかったです。でも後半くらいになってきたら何となくわかるように。コザック氏がMCで「5割くらいはわかるよ。リハビリ頑張ったからやろな。」って言っていました。なるほどね。

オノチンさんがしきりに「大丈夫!大丈夫!」と言っていたのが印象的でした。イノマーさんが「前の人たちごめんね、よだれとか鼻水飛んで。」って言っていて、お客さんも「大丈夫!」と。やさしい世界。イノマーさんが何か言うとオノチンさんが通訳する。でもイノマーさんは「そんなこと言ってない!でも面白いねこれ。」とポジティブ。

3曲目くらいでコザック氏を呼んでコザック氏が歌う。みんな楽しそう。

あれよあれよという間に時間が過ぎていく。気づけばイノマーさん半裸。ライブの前日に家の階段でこけてあばら3本折ったらしい。あばらのあたりに湿布が一枚ぺたりと貼られていました。舌もないのにあばらも折れてライブするなんて超人かよ。最後の方は使用済みのティッシュがステージからばら撒かれる。何の使用済みかはご想像にお任せします…。どうもこれはオナマシのライブでは恒例みたいです。アンコールではガガガSP、THE NUGGETSも出てきて皆で合唱。写真撮影も。

で、ライブが終わりライブハウスを出ようとすると出口でスタッフさんにこれをもらう。

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一度は「いや、いらないです。」と断るもスタッフさんが商品名のところ指さして「チョコですよー!」というのでもらうことに。これをもらうまではフロアにあったTENG○Aタワーが本物のTE○NGAだと思ってました。あれ全部これだったのね。オナマシ、バレンタインチョコありがとう。

 

イノマーさんが楽しそうに一生懸命歌う姿にじーんとしました。イノマーさん、大丈夫ですよ。コザック氏の言う通り、半分くらいは伝わりました。これからもライブしつづけてくださいね。

 

セットリスト・MCの内容は私の記憶を頼りに書いてます。間違っていたらごめんなさい。

MUSIC ZOO WORLD 2019 DAY1-おもしろい生き物の世界-(01/19)

MUSIC ZOO WORLD 2019 DAY1

-おもしろい生き物の世界-@ワールド記念ホール(01/19)

 

2019年一発目のライブです。ライブ・フェス初めです。めっちゃ楽しみにしてました。

 

兵庫・神戸に「music zoo KOBE 太陽と虎」という変わった名前のライブハウスがありまして、その約10周年(本当は9周年)を記念してフェスやるで!ということでございます。会場はワールド記念ホール兵庫県内では最大のホール会場です。

ライブハウス・太陽と虎は株式会社パインフィールズというところが運営してまして、代表取締役の松原裕さんが神戸…いや関西で音楽やっている人で知らない人はいないという程の有名人なんです。人脈が広く人望が厚い方です。

そんな松原さんは今、ステージ4の腎臓がんと戦っています。太陽と虎の園長・風次さん、BOOKING MANAGER・哲平さんたちの強い意志で松原さん抜きでこのイベントを運営することに至ったそうです。(詳しくはこちらで)http://music-zoo-world.com/news/news181202.html

 

この太陽と虎は色んなアーティストがライブをしていて、縁が繋いだ2日間と言いましょうか、それはそれはすごいラインナップとなっていました。

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いやもう豪華すぎません?

自分の守備範囲に入っているのがDAY1に固まっていたので、そちらに行こうとスタンディングのチケットを購入。

私はブロックは「にわとり小屋」でした。

小屋て。小屋て。さすがは太陽と虎。抜かりない。

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ブロック割りが発表されて、私のブロックは良い位置なことが判明。さんまは小屋に入るのか…それは少し疑問です。しかし中央寄り4ブロックは見やすいとは思いますが、端の4ブロックは流石に見づらいのでは…?という嫌な予感。 

 

さて当日。前日夜遅くまで起きていたので、ゆっくりめに会場入り。クロークに荷物を預けていざリストバンド交換へ!あ、リップクリーム手荷物に入れるの忘れた…

チケットをもぎられリストバンドをつけてもらいようやく入場。この瞬間ってライブ・フェスに何回行っていてもわくわくしますよね。

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リストバンド交換が2階だったので目の前の階段を降りてアリーナへ。どこもかしこも扉が開きっぱなしなのでもはや音漏れってレベルではない。でもこれが室内フェス。あるある。

アリーナでにわとり小屋を探す。各小屋まあまあな大きさ。1小屋が太陽と虎のキャパ以上はありそうな感じ。

にわとり小屋に到着。小屋の入り口で半券をスタッフに提示して小屋入り。おお、目の前がTAIYO STAGE!良い小屋です。

お隣のTORA STAGEではオメでたい頭でなによりが演奏中。彼らと、目の前のステージでセッティングしているのを交互に見る。

 

目当てその1 13:50〜 ベッド・イン

オメでたい頭でなによりが終わるとすぐに目の前のステージで音出し開始。

「「あっ、あ〜〜〜ん♡」」

「あ〜ん♡」「あっあっ♡」

響き渡るピンクなマイクチェックの声。

ベッド・インでは恒例行事です。

おみ足担当・かおりさん、ヒョウ柄コートがお似合いです…眩しい…

バックバンド・パートタイムラバーズとパイオツカイデー担当・ちゃんまいのギターの音出し。

ガガガSPのTシャツを着て紫のジュリ扇装備していたからか、何と最前列のトッポいお兄さんが「場所代わりましょうか?」と!お兄さんサンクスモニカでした…

そしてリハーサルではGOLDの快感を披露。

ここですでにテンション上がる上がる。

ベッド・インのお二人が「あとで本番行為しようネ♡」と袖に。はあ…タマランチ会長…

そして13:50ちょっと過ぎ。

照明が落ちジングルがかかり、SEと共にベッド・インwithパートタイムラバーズが出てくる。

 

♂×♀×ポーカーゲーム

男はアイツだけじゃない

〜〜しだるまタイム〜〜

女豹-PANTHER-

C調び〜なす!

がセットリストだったような。

恒例しだるまタイム(生着替え)の便利クンはピンチヒッター要員かつ補欠枠・花団。

花団のメンバーが袖でも舞台の上でもデレッデレだったのが印象的でした。

もう終始ジュリ扇ふってました。隣の性徒諸クンのお姉さんが低めにジュリ扇ふっていて「最前列で高くジュリ扇ふったら後ろの人がステージ見えんな…」と学習させてもらいました。でも抑えきれない場面もちらほら。だって無理!

C調び〜なす!でテンションMAX、つまりションテンガリアーです。音響がいまいちだったのと、もうちょっとステージが近かったら言うことなしでした。音響に関しては普通のライブハウスの方が良かったり…

ちなみにベッド・インは太陽と虎でライブしたことないそうです。彼女たち曰く「おマクラ大成功〜♡」だそうで。これもたまに言ってます。でも太陽と虎でライブがあるなら絶対行きたい。

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撮影 石井麻木さん https://twitter.com/ishii_maki

 

目当てその2 14:20〜 巨乳まんだら王国

ベッド・インの余韻に浸りつつ、にわとり小屋の中で隣のステージに一番近いところへ。つまり右端です。王国旗を配っていたのでひとつ貰うことに成功。これ、前から欲しかったのです。旗と言っても割り箸に紙を貼りつけてある手作り感溢れるもの。この手作り感が良い…!

すでにセッティングは終わっており、音出しの準備を開始。リハーサルはちん○毛。ち○ん毛の曲です。

巨まんを見るのは2017年の長田大行進曲以来2回目なんですが、曲名がね、ストレートすぎる。サブステージで結構な人を集めてて、袖で某ホルモンのメンバーも見てた…なんていう情報も。

時刻は14:20頃。ジングル〜SE〜メンバーの登場。イコマ教祖によるメンバー紹介!ダッチ○ワイフも2体います。どうやら王国には国歌もあるそうで。

 

国家斉唱

ちん○毛

(ちょっとだけ)肛門

ホルスタイン

割○礼カレー

69

セットリストの破壊力がすごい。ええ。69は英語読みしてくださいね。でもメロディは大体ヘビーで格好良い。キャッチーな曲もある。

旗をプリプリふりながら楽しむ。カレーあたりで、花団の方々がダッ○チワイフを膨らませてくれ!と教祖から命ぜられてました。その膨らませたものを客席にポーイ。客席でぴょんぴょんするダッチワ○イフ。うーん、カオス。で、見たかった69。教祖がおもむろに衣装を脱ぎだす。全身粗めの網タイツになる。股間には肌色のペ○ニバン。子どもには見せられないやつです。ビールカゴ2つの上で腰を振りながら歌う。ペニ○バンもフリフリ。うーん、カオス。

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https://twitter.com/musiczooworld

 

目当てその3 16:10〜 セックスマシーン!!

バンド名がアレですけど、とても純粋な曲ばかりです。頭もよくなります。セクマシのおかげで円周率を小数点以下23桁まで言えるようになりました。

リハーサルはサルでもわかるラブソング。単純明解ですぐノれる曲。「聞こえなかったら話してる途中でもいいから、何てー!?って言って!」「はい、せーの!何てー!?」「…聞こえなかったら話してる途中でもいいから、何てー!?って言って!」途中で日野さんに制止される。やはりモーリーはMCが上手い。「ジングル終わったらすぐやるから!」と言ってリハーサル終わっても袖に引かず。

DAY1は対バン形式と言いますか、○○対決と銘打っているんです。ちなみにベッド・インと巨乳まんだら王国。は下ネタ対決でした。

セクマシと次の四星球は非常識対決です。何がどう非常識なのかと思っていたら、一曲目の君を失ってWOWの途中からまさかのメンバー全員ステージから降りるという。その間は花団が演奏をしてくれるという。非常識、いや非常事態。花団もはや何でも屋さん。タムタム、謎の打楽器、バンド旗を持って会場内を縦横無尽に練り歩くセクマシ御一行。2階席まで行っちゃう。そして聖地である太陽と虎の方向に向かって大合唱。ステージに戻ってきて花団と熱い抱擁。

昨日のつづきってやっぱり良い曲。

特に

布団が暑くてたまらない

ってところがね…わかりすぎる…

 

君を失ってWOW

頭のよくなるラブソング

春への扉

昨日のつづき

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撮影 石井麻木さん https://twitter.com/ishii_maki

 

目当てその4 16:40〜 四星球

セクマシが終わって、BRAHMANを最前列で見るためにその場でそのまま四星球を見る。隣のステージなのにとても見づらい。端の小屋は絶対見えてない。これはクレーム来てもおかしくないぞ…

四星球のリハーサルはHEY!HEY!HEY!に出たかった。この曲を聴くと、四星球、夢が叶って良かったなあ…と心から思う。リハーサルが終わって康雄さんが「え、ここ(真正面)のブロック人少なないですか?一番少ない!これコケてますよ!明日もコケますね!」と客側の声を代弁…康雄さんわかってくれますか…

ジングルが終わり、康雄さんの声が聞こえる。「非常識対決。何と衣装が丸かぶりしました!」と言ったあとセクマシのモーリーと同じ格好で登場。U太さんは「祝 京都ミューズ29周年」と書かれた花をもって登場。モリスマンはパジャマ姿で枕を抱え、インフルエンザにかかったけどマスクもせずに登場。そして「まさやんはリハーサルの後に帰りました!みんな非常識です!」と康雄さん。まさやんはその後ドラゲナイの曲と共にダンボールのドラゴンに乗ってやってきました。ドラゴンの尻尾持っていたのが松原さんの息子さんで、その息子さんに「京都ミューズ29周年おめでとうございます!」と言わせる。非常識。

やっぱりね、四星球最高。めっちゃ笑った。ライブ職人やなあと思います。

 

言うてますけども

いい歌ができたんだ、この歌じゃないけれど

クラーク博士と僕

明日までkm

 

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https://twitter.com/musiczooworld

 

目当てその5 17:20〜 BRAHMAN

BRAHMANの準備はスタッフさんのみでするみたいでした。楽器それぞれが音出ししてもリハーサルはなし。目の前のステージと柵の間にセキュリティ(ダイバーを受け止めて捌く屈強な男性たち)がぞろぞろと集まってくる。これはおそらく今日イチの人数でしょう。期待が高まる。

証明が落ちジングルが始まる。湧き上がる歓声と拍手。お馴染みのSEがかかるとステージ横のスクリーンにはステージの映像ではなくBRAHMANのロゴが写しだされる。メンバーが登場。その後TOSHI-LOWが1人で登場。初っ端がANSWER FOR...とは珍しいなあ…とか思ってたらTOSHI-LOWがステージを降りて客席に!小屋の間を歩いてたり小屋の中に入ったり、通常のライブなら終盤のパフォーマンス。今日のセットリストは松原さんのリクエストだそうで。松原さんGJです。

満月の夕の前の曲「今夜」でまさかの細美さんがゲスト出演してたし、タイムテーブルに「満月の夕対決!」って書いてあったし、まあ満月の夕は何かあるでしょ…と思っていたら想像を遥かに超えるものを見せてくれた。山口洋さんとコザック前田氏が出てきた。あのTOSHI-LOWとコザック氏が満月の夕を一緒に歌ってる…!もうこれだけでボロボロ涙が出てくる。ガガガSP満月の夕を聴いて「何だこのアレンジは?」って思っていたそうです。でも、この曲は自分の為に歌うんじゃない。と言っていました。満月の夕やってくれてありがとう。コザック氏と歌ってくれてありがとう。スケジュールの関係でDAY1のおもしろい生き物の世界に出演なんでしょうけど、おもしろい生き物の世界でもいい、と出てくれたBRAHMANが格好良い。

あと、花団の方々がステージ脇で、脚でリズムを取ることもせずに背筋伸ばしてBRAHMANを見ていたことから花団の緊張感が伝わった。

 

ANSWER FOR...

鼎の問

SEE OFF

BEYOND THE MOUNTAIN

不倶戴天

今夜

満月の夕

賽の河原

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撮影 石井麻木さん https://twitter.com/ishii_maki

 

目当てその6 18:00〜 ガガガSP

BRAHMANの余韻に浸りつつ、隣のステージが近いところへ。各楽器がそれぞれ音出しを始める。リハーサルはすばらしき人生。BRAHMANで涙腺ゆるゆるになっているので、リハーサルのショートバージョンでも涙が出てくる。

ジングルが終わり、SEが流れる。メンバーが出てくる。いつもより遠い距離がちょっと寂しい。青春時代、この曲のイントロ聴くだけでもう血が騒ぐ。線香花火でみんな大合唱&ダイバー続出。ガガガSPはやっぱりこうでなくっちゃね。セクマシのモーリー、メガマサヒデ、花団を呼んでガガガDXのにんげんっていいな。久しぶりにメガ氏見た。楽しそうで何より。にんげんっていいなの後に何やらスタッフさんとひそひそ話。「巻いてるそうなので、やる予定なかったのをやります!」と満月の夕。やる予定なかったんかーい!と心の中でツッコミを入れつつ涙。コザック氏がMCで「ワールドっていう舞台に立ててるのは松原のおかげ。縁があったからです。」みたいなことを言っていました。

ふとステージの袖を見るとたくさんのアーティストがいる。この光景は長田大行進曲を思い出す。やっぱりガガガSPはたくさんの人に愛されています。目をこらしてよく見るとTOSHI-LOWと細美さんの姿も見えた。晩秋が終わり、いつものメンバー紹介をしてステージからはけていったあと、コザック氏とTOSHI-LOWががっちり握手。そんな光景が見られるなんて夢のようでした。ガガガSPBRAHMAN、いつか太陽と虎で2マンしてほしいなあ。

コザック氏が口に水を含むたび「いつもみたいに吐き出すんじゃないか…」とハラハラしたのは内緒。

 

青春時代

線香花火

国道二号線

つなひき帝国

にんげんっていいな

満月の夕

晩秋

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https://twitter.com/musiczooworld

 

大満足でした。最高のライブ初めとなりました。スタッフの皆さん、演者の皆さん、そして松原さん、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。来年こそは本当の10周年をお祝いしましょう!!

今年は太陽と虎に何回行けるかな。楽しみ。

 

セトリやMCの内容など間違いがあればごめんなさい…

 

 

ワールド側からの条件かもしれませんが、やっぱりあのブロック割りにはちょっと疑問。端のブロックからステージがあまりにも見えない。ブロック割りの画像と本物が違いすぎる。あれでアリーナが同じ金額というのはどうかな…というところ。来年も開催するなら、もう少しだけ改善をしてほしいですね。